「終の信託」は周防正行監督最新作品でぜんそくで余命いくばくもない患者を殺した罪に問われた女医がそこに至るところの過程を回想しながら検事の事情聴取を受けてその真相と終末医療の是非を語っていくストーリーである。終末医療の難しさを感じる作品であり、検事側はとにかく起訴して有罪にする事に終始する姿勢に医療の在り方、そして取調べ及び裁判、司法の在り方を問われる問題定義な作品となるだろう。 ...
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「それでもボクはやってない」有罪ありきの現実に立ち向かった冤罪被害者と支援者たちの過酷な闘い
「それでもボクはやってない」は痴漢と間違えられたフリーターの青年が無罪を訴えて裁判と闘うストーリーである。周防正行監督11年ぶりの作品として現在の裁判の現実と問題点を忠実に描かれた作品として注目だ! ...
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