10月6日スタートのドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」を視聴した。

このドラマは原作「ヤンキー君と白杖ガール」をドラマ化した作品で弱視の盲学校生の女性がヤンキーの不良少年と出会った事で恋に落ちていくラブストーリーである。

視覚障害を持ちながらも見えない相手との恋の行方はどんな世界なのだろうか?
「色がうっすらわかる」「ルーペを使えば大きい字を認識できる」程度の弱視と全盲ではないけれど生活するには厳しい弱視である女性が喧嘩ばかりしてきたヤンキーの男性との恋が描かれていく訳だけれど、初回を観た上で語ると人は出会いによって意識やこれまでの常識が変わっていく事が描かれていくのだという事を感じる初回になった。

視野が見えないというのは生活する上で音が聞こえない以上に難しい訳で見えないからこそ耳や鼻が敏感になるが、それが必ずしも人より過ぎれているものではないという事も描かれていくのでより現実的な部分も描かれていくのだと感じる。

そういうリアルな弱視の生活を観ていきながら、ヤンキーが恋をして意識が変わっていく姿にも注目しながらレビューしていきたい。

キャスト




ストーリー



今回は色がうっすらわかる程度の弱視である赤座ユキコは姉のイズミ、父の誠二の3人暮らしをしている。普段盲学校へ通うのに白杖を頼りに点字ブロックを歩いていくけれど、弱視や全盲の人にとって点字ブロックは命に関わるほど重要なものだという事だ。

日本は都市部には点字ブロックがあるけれど、信号や横断歩道以外では点字ブロックがない歩道も少なくなく地方になればなるほど生活するのが大変だったりする。

家や校内の行動は1度歩いた場所を頭に入れて配置場所を把握しながら買い物をしたり、その場所まで移動したりする。そういう行動を理解しながら接する事は普段そういう人と接しないとなかなか機会が少ないのも事実だ。

そんなユキコはある日点字ブロックを邪魔していたヤンキーの黒川森生にケリをもろに入れた事から2人は接点を持つようになっていく。最初はユキコが弱視の盲障害を持つ人だと知らなかったが、ユキコが急接近してきた事により黒川は恋に落ちた事からユキコと黒川はこの場所で毎日のように黒川がユキコを待つようになる。

ユキコは盲学校では視野が欠損するタイプの弱視の紫村空、生まれたときからの全盲の青野陽太と同じクラスで授業を受けている。同じ年代でそう多く盲障害を持つ人が集まる訳ではないので少人数で授業を受けるが弱視と全盲では大きく異なるので授業も障害によって内容は異なる。

ユキコと空は弱視なので大きく拡大した文字であれば認識する事は不可能ではなく、スマートフォンも最大にすれば大きな文字を認識する事はできるし、今のスマートフォンは読み上げ機能があるので弱視や全盲の人には心強いデバイスだ。

そんなユキコと出会った黒川はユキコが弱視である事を知った事で弱視について学び始める。これも黒川がユキコに恋をしたからでもあるんだけれど、人は出会いによって意識が変わったり常識が変わったりする事があるけれど、黒川はまさにユキコと出会ってこれまで荒れた生活から生まれ変わろうとして行く事になるのだろうが、如何せんこれまで何度も警察のお世話になってきただけに1度付いてしまったイメージを変える事は容易ではない。

初回では姉のイズミには警戒され、警察はこれまでの素行の悪さにより警察はお前が悪いと決めつけてくる。黒川にとってはそういうところから抜け出していく事が難しいという事も描かれていく。

黒川にとって弱視であるユキコは普通の世界にいる人に映るんだけれど、ユキコにとってはそういう意識は全くなくやはり普通とは別世界にいると感じて生きている事を語られていた。

黒川が警察に連行された理由が点字ブロックの障害になり、駐輪禁止にある自転車を駐輪場へ移動させようとしていた事で自転車の持ち主と揉めた事が発端だった。なかなか自転車もみんなで止めれば怖くないみたいな事も少なくなくこういう止め方がユキコのような弱視や全盲の人には大変な事になるのだという事を描かれた。

ユキコは黒川が出した手紙に恋ですという文字に一定の理解を感じ出したのだった。

次回はユキコと黒川の交流が始まったが姉のイズミは徹底的に難色を示し始める。果たしてユキコと黒川の今後はどんな展開になっていくのか?2人の今後から目が離せない。