8日ドラマ「悪女(わる) 〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」第9話を視聴した。

今回は麻理鈴は峰岸さん肝いりの「女性の管理職五割計画」(通称:JK5)に参加する。

張り切る麻理鈴はこれまで関わってきた人たちを巻き込んで色々と引き上げようとするも、それが必ずしも望んだ方向にいかない事を麻理鈴は次第に知っていく事になる。

夫と離婚状態になったり、現場で活躍したい人が活躍できず退職を考えたりとする反面、ヘッドハンティングしてきた人が孤立したりと色々な事が変わり始め、更にはこれまでのポストを開けるためにこれまでいた人たちに事実上の退職勧告をしたりと会社が変わる事でこれまでとは全く違う姿になる事に違和感を感じた麻理鈴は峰岸さんに宣戦布告するシーンがメインだった。
ストーリー



今回は麻理鈴は「女性の管理職五割計画」(通称:JK5)の一員として活動する事になるが、これが会社が変わるという事がどういう事なのかを痛感していく事になる。

当然社長が代わればこれまでとは違った方針になるのは当然であり、さらには女性管理職を3年で5割というかなり難しいミッションを達成するにはヘッドハンティングしてくる事にもなるが、前の会社では大活躍した人でも転職した会社で活躍できるとは限らないという事も描かれていく。

たまに勘違いされるのは前の会社で活躍したから次の会社で活躍できるとは限らないという事だ。それは会社の風土もあるけれど、それ以上にやり方が前の会社とは違うという事も忘れてはならない。相手が代わればやる人も変わる訳でそのやり方に戸惑う事は珍しくない。

私も会社に勤めていると色々な人と接しているけれどやりやすい人とそうでない人がいる訳でそれが原因で会社を辞める人もいるので、私も会社を辞めようと思った事は1度ではないし、改めて何時でも動けるようにしておくべきなのだという気持ちを持つようにしている。

その会社で必要ないとなれば必要とされるところを探す必要になりますからね。当然前体制の人物だった人たちは降りる事になっていく訳で弱みを握って退職勧告というケースも珍しい事ではない。

あとやはり3年という短い期間で1割もいない女性管理職を5割というのはあまりにも無理がある。これはまず会社の女性社員を最低でも4割になった上でやらないと1,2割の中から5割の管理職というのは難しく、更にはヘッドハンティングしてきた人材がその会社に合うとは限らない訳で、ここで登場した笹沼もまた孤立してしまっている。

体制が代わってもやっていくというのはそれだけ難しいという事であり、それが上になればなるほど難しくなる。どうしてもやりにくい人は遠ざけられるからね。

ただ忘れてはならないのは会社というのは組織が大きくなればなるほど下支えする人がいなければ成り立たないという事だ。上だけでは成り立たないという事を忘れてはいけない。

それに気づき始めた麻理鈴は峰岸さんと対峙する事になる。

果たして麻理鈴は最後は悪女になって会社を変える事ができるのだろうか?その結末に注目だ。








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