8日J1リーグ24最終節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002でアルビレックス新潟と対戦し、0対0で浦和は興梠慎三選手と宇賀神友弥選手の引退試合を勝利で飾る事ができずにスコアレスドローとなり、12勝12分14敗勝ち点48得失点差+4で13位でシーズンを終えた。

私の人生で初めてアルビレックス新潟と生で対戦する事となり両チームを知るからこそこの難しい状況を見届け最後には興梠慎三選手と宇賀神友弥選手の引退セレモニーも見届ける事ができた。

何時の日かアルビレックス新潟と生で戦う日が来るとわかっていた事ではありましたが浦和に移籍してから6年と6年でようやく迎えたしかもアルビレックス新潟が残留が掛かるとてつもなく難しい状況で戦う事になるというこの心理状況どう表現しろと言われると心理的には必ず味方側でも対戦する側になれ!と常日頃言い聞かせているのでそれができると意外とできてしまうものだったりします。

まして普段から両チームともサポートしている側からしたら何処に課題があるのか知り尽くしている訳でこの試合を表現するとしたらシーズン当初は異なりましたが最終節で似た者同士になってしまったという状況でした。

浦和はスコルジャ監督体制になってから深刻な得点力不足、新潟もリーグ戦では深刻な得点力不足とサッカーはどんな戦術を組んだとしても決定力ある選手が不在だとゴールを奪えないので私からしたら戦術が云々以上にどれだけ得点力ある選手を揃えられるかがポイントになると感じているので今主流の堅守速攻も結局は前線に決定力ある選手がいるからです。

そんな似た者同士の試合を振り返りたい。

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浦和レッズのフォーメーションは4−2−3−1

興梠慎三が1トップに入り引退試合でラストゴールを目指した!

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試合は前半は浦和が主導権を握る状況も作れていたけれどやはり決定力ある選手が不在という事でサイドからクロスを上げても前線に高い選手がいないし、渡邊凌磨がここまで孤軍奮闘というシーズンになっている中で出場する選手が怪我で離脱する時期が長かった事もありGK西川周作、DF安居海渡、MF渡邊凌磨位しか満足に出場していないほど怪我人続出で思うようにメンバーが組めず更に監督交代で戦術が大幅に変わった事で深刻な決定力不足に陥るなど結局浦和は攻撃的なサッカーを目指すと守備がとなり、守備重視にすると得点力がとなってしまったシーズンだった。

チアゴサンタナがスコルジャ監督体制になってからというものの元々戦術が適合していたとは言い難かったもののそれでも決定力は素晴らしいものを持っていたがそれすら活かせなくなった以上はもう今の浦和ではどうやってゴールを奪ってよいのか誰もがわからなくなってしまったと言える。

純粋に新潟のようにFWに10ゴール以上奪える選手が不在正確には谷口海斗が10ゴールを決めていますがそれ以外の選手ではそこまで活躍で来ていないから16位という順位で終わったのとは違うほどのメンバーを揃えながらこの結果なので改めてスコルジャ監督が求めるFWをこのオフに霞友させる必要があるし、さらにはサイドバックは最終的に関根貴大と長沼洋一が務めるなど元々サイドバックでない選手が最後は起用されていた。

スコルジャ監督が求める選手がオフに補強できるかがこの戦術を起用させる事ができるかになっていく。

試合は決定力不足が最後まで響きスコアレスドローで終わった。

今の浦和の決定力と新潟の決定力ではこれが妥当な結果だと感じます。ゴールまで違いを出せる決定力あるフィニッシャーがいなければ戦えない。特にトップ下を作るなら尚更で現状渡邊凌磨が最後は務めるほど適任の選手がいなかった。

それよりグスタフソンを最後まで活かし切る事ができなかった。運動量こそ多くありませんが個人技は間違いなくJ1屈指!その選手を活かし切れなかった事は浦和にとって損失だった。私ならトップ下でプレーさせてゴールに近いポジションの方が相手にとってこれだけ個人技ある選手がいると嫌なものです。

このオフにどんな補強をしていくのか?全てはそこになると思いますがそれは年間総括で語ります。

試合終了後には退団するブライアン リンセン選手、エカニット パンヤ選手の退団挨拶に、宇賀神友弥選手と興梠慎三選手の引退セレモニーがありました。

興梠慎三選手も宇賀神友弥選手も浦和で長きに渡り活躍した選手だけにレッズファミリーの想いは相当なものがあるとその場にいて感じました。私はまだ6年なのでそういう選手をこれから年月を経ていく事で感じていくのだと感じます。

興梠慎三選手そして宇賀神友弥選手お疲れさまでした。

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