20日J1リーグ24第24節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で北海道コンサドーレ札幌と対戦し、3対4で浦和は札幌に立て続けにゴールを許し守備が崩壊し4点にビハインドから3点を返したが反撃遅く痛恨の敗戦を屈して、9勝6分9敗勝ち点33得失点差+5で10位に後退した。

試合は前半からボールポゼッションでゴールに迫るもなかなかゴールをこじ開けられずに迎えた前半37分に札幌はCKからDF岡村大八に決められて先制を許すと、前半アディショナルタイムに札幌は裏に抜け出したFW鈴木武蔵が冷静に決めて2点のビハインドで折り返した。

後半も守備の崩壊は止まらず後半6分にMF駒井善成、後半12分にFW鈴木武蔵に再び決められて4点のビハインドから浦和が4枚代えで反撃に転じてFWチアゴサンタナ、FW二田理央、MF伊藤敦樹のゴールで1点差までしたが反撃が遅すぎて痛恨の敗戦を屈した。

これで浦和レッズは下位3連戦でまさかの勝ち点1の積み重ねに留まり痛恨の勝ち点8を失った事で3位との差は12となりACLE出場権は厳しくなった。






守備陣崩壊の理由は言うまでもなくDFがいません。2種登録を除いたDF登録5人しかも大畑歩夢が五輪代表で離脱しているので4人しかいないというこれは異常事態です。渡邊凌磨をWで起用した為に右が主戦場の関根貴大を左サイドバックで使わざる得ないという状況も大きな問題です。

新加入したばかりの本間至恩、二田理央がベンチ入りしている事を踏まえてもどちらかを最初から起用して渡邊凌磨を左サイドバックで起用した方が良かったのではないかと思います。

守備陣がいないのでこれで守備を整備する事は事実上不可能に近いだけに補強はDF3人以上必要です。

攻撃にフォーカスをしている今の監督とはいえこれでは攻撃陣がゴールを奪っても逃げ切れるだけの力はありません。この3週間でDFの獲得ができなければ後半戦はかなり苦しい戦いを強いられる事になります。誰が監督だろうと・・・

攻撃陣も怪我人が多すぎる事も問題ですが改めて今の浦和は医療体制も含めて見直さないといくらいい選手でも怪我が多ければ稼働できません。

監督交代という話も出ていますが今のまま監督交代してもDFがいないので違う監督が来てもこれじゃあ立て直せないとなるだけに監督交代する事が得策なのかと問われると交代する上で今の戦術を捨てるのか？今の戦術をアレンジできる監督にするのか？どちらを選んでも難しい選択肢になるだけに監督を交代し続けて良い事はないという歴史があるのでどんな戦いをしたいのかを改めて考える必要があります。

次節はニューカッスル ユナイテッドとの親善試合を経てホームで柏と対戦する。ここで連敗するようだと厳しくなるだけにこの3週間でどれだけ立て直せるか？DFの補強はあるのか？大事な期間になる。











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