26日J1リーグ24第16節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で町田ゼルビアと対戦し、1
対2で浦和は後半に先制を許すもすぐにMF伊藤敦樹のゴールで同点に追いついたが終了間際にDFアレクサンダーショルツがPK判定を取られて決勝ゴールを許して敗れ、7勝3分6敗勝ち点24得失点差+4で暫定6位のままだった。
試合は前半から町田のハードコンタクトプレーに苦しむも次第に浦和がペースを握り出してゴールに迫るも前半は0対0で折り返した。
後半浦和は町田の縦パスに苦しみ後半7分にカウンターからMF平河悠にゴールを許すも、その直後の後半9分に浦和はMF伊藤敦樹のゴールで同点に追いついた。
その後一進一退の展開となるも迎えた後半アディショナルタイムにDFアレクサンダーショルツのプレーがPKを取られて町田はこれをMF下田北斗が決めて競り負けた。
これで浦和レッズは町田の徹底したサッカーの前に勝つ事ができず次節ホームで神戸と対戦する。
J2上がりのクラブではないという事を痛感させられた試合だった。人件費ベース30億前後の町田に対して徹底した規律の元にプレーするサッカーに浦和が最後まで捉え切る事ができなかった。
黒田監督のやるサッカーは戦術に成れるまでそれほど時間が掛からない。何故ならやる事が徹底しているからであり難しい事はない。ポゼッションサッカーが全盛である今のサッカーは色々なパターンのサッカーを選手が熟知する難しいサッカーが多いのだが、サッカーの勝敗はゴールで決まる以上ボールの保持に拘らないし、最短距離と徹底したクロス、ロングスローから失敗しようが徹底する。
ポゼッションサッカー思考のクラブはスペースを見つけてゴールを目指そうとするけれど、黒田監督のサッカーはスペースではなくここにボールを入れる事を徹底している。普通にパスコースがなければ入れないが相手DFがいても入れる。奪ったら最前線の選手へパスを出す。パスカットされる可能性よりもされなかった可能性に賭けている。
失敗を続けても1つの成功があればいいという徹底ぶりだ。中盤でボールを回すサッカーではないので司令塔みたいな選手よりドリブラーやアタッカー、ストライカー、ポストプレーヤーが重要視される。そして徹底したハードコンタクトをしてくる。
その分ファウルになりやすくカードも出やすいが出場停止になったとしても代わりの選手も同じプレーができなければ起用しないと徹底している。
個人的には解りやすいサッカーだがこのサッカーをやる為には役割に徹する事ができる選手が必要でそこに確り選手を確保できている。ベンチにエリキ、ミッチェル デュークが控えている時点で先発が上という概念すらない。本当に誰が出てもという構成だ。
浦和については私が観る限りレギュラーでしか試合をしていない印象だ。ヘグモ監督がレギュラーと決めた選手を中心に起用しているのでレギュラーじゃないとされた選手が調子も上がらず怪我などで出場できなくなってから出場させるような状況だ。
ショルツも怪我して以降昨年殆どカードも受けなかったのにコンディションが戻っていないので既に警告3枚受けているほどだから疲労が蓄積して本来のパフォーマンスができていない。
怪我人が多いという部分についてはそれでもまだ起用できる選手がいるので全く起用できる選手がいない訳ではない。要するに起用するかしないかだけだ。
チームとしては競争原理が働いているかと問われると微妙な感じがしてしまう。
浦和の場合他のクラブと違い次の試合が終わると2週間試合がないので怪我人が戻ってくる可能性が高い。他のクラブがルヴァンカップと天皇杯の5連戦のクラブもある事を踏まえればリーグ戦に集中して挽回していく時間は他よりもあるのでこの試合の敗戦は残り試合で積み重ねていくしかない。
次節はホームで神戸と対戦する。神戸も調子を落としているだけにここで踏ん張らなければ3位以上も厳しくなるだけに1週間いい準備をしていきたい。
対2で浦和は後半に先制を許すもすぐにMF伊藤敦樹のゴールで同点に追いついたが終了間際にDFアレクサンダーショルツがPK判定を取られて決勝ゴールを許して敗れ、7勝3分6敗勝ち点24得失点差+4で暫定6位のままだった。
試合は前半から町田のハードコンタクトプレーに苦しむも次第に浦和がペースを握り出してゴールに迫るも前半は0対0で折り返した。
後半浦和は町田の縦パスに苦しみ後半7分にカウンターからMF平河悠にゴールを許すも、その直後の後半9分に浦和はMF伊藤敦樹のゴールで同点に追いついた。
その後一進一退の展開となるも迎えた後半アディショナルタイムにDFアレクサンダーショルツのプレーがPKを取られて町田はこれをMF下田北斗が決めて競り負けた。
これで浦和レッズは町田の徹底したサッカーの前に勝つ事ができず次節ホームで神戸と対戦する。
【FULL TIME】#浦和レッズ 1-2 FC町田ゼルビア#urawareds #WeareREDS#Jリーグ pic.twitter.com/CkCiaL9sVW
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) May 26, 2024
J2上がりのクラブではないという事を痛感させられた試合だった。人件費ベース30億前後の町田に対して徹底した規律の元にプレーするサッカーに浦和が最後まで捉え切る事ができなかった。
黒田監督のやるサッカーは戦術に成れるまでそれほど時間が掛からない。何故ならやる事が徹底しているからであり難しい事はない。ポゼッションサッカーが全盛である今のサッカーは色々なパターンのサッカーを選手が熟知する難しいサッカーが多いのだが、サッカーの勝敗はゴールで決まる以上ボールの保持に拘らないし、最短距離と徹底したクロス、ロングスローから失敗しようが徹底する。
ポゼッションサッカー思考のクラブはスペースを見つけてゴールを目指そうとするけれど、黒田監督のサッカーはスペースではなくここにボールを入れる事を徹底している。普通にパスコースがなければ入れないが相手DFがいても入れる。奪ったら最前線の選手へパスを出す。パスカットされる可能性よりもされなかった可能性に賭けている。
失敗を続けても1つの成功があればいいという徹底ぶりだ。中盤でボールを回すサッカーではないので司令塔みたいな選手よりドリブラーやアタッカー、ストライカー、ポストプレーヤーが重要視される。そして徹底したハードコンタクトをしてくる。
その分ファウルになりやすくカードも出やすいが出場停止になったとしても代わりの選手も同じプレーができなければ起用しないと徹底している。
個人的には解りやすいサッカーだがこのサッカーをやる為には役割に徹する事ができる選手が必要でそこに確り選手を確保できている。ベンチにエリキ、ミッチェル デュークが控えている時点で先発が上という概念すらない。本当に誰が出てもという構成だ。
浦和については私が観る限りレギュラーでしか試合をしていない印象だ。ヘグモ監督がレギュラーと決めた選手を中心に起用しているのでレギュラーじゃないとされた選手が調子も上がらず怪我などで出場できなくなってから出場させるような状況だ。
ショルツも怪我して以降昨年殆どカードも受けなかったのにコンディションが戻っていないので既に警告3枚受けているほどだから疲労が蓄積して本来のパフォーマンスができていない。
怪我人が多いという部分についてはそれでもまだ起用できる選手がいるので全く起用できる選手がいない訳ではない。要するに起用するかしないかだけだ。
チームとしては競争原理が働いているかと問われると微妙な感じがしてしまう。
浦和の場合他のクラブと違い次の試合が終わると2週間試合がないので怪我人が戻ってくる可能性が高い。他のクラブがルヴァンカップと天皇杯の5連戦のクラブもある事を踏まえればリーグ戦に集中して挽回していく時間は他よりもあるのでこの試合の敗戦は残り試合で積み重ねていくしかない。
次節はホームで神戸と対戦する。神戸も調子を落としているだけにここで踏ん張らなければ3位以上も厳しくなるだけに1週間いい準備をしていきたい。