25日J1リーグ23第33節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002でアビスパ福岡と対戦し、2対3で浦和レッズはDFアレクサンダーショルツのPKで先制するもその後福岡に逆転されてリードを奪われFWアレックス シャルクのゴールで1点差に迫ったものの敗れ、14勝12分7敗勝ち点54得失点差+12で4位に後退しACL2出場権獲得は最終節まで持ち込まれる事になった。

試合は前半17分にDF明本考浩がPKを獲得しこれをDFアレクサンダーショルツが決めて先制するも前半32分に福岡はカウンターからFW紺野和也にゴールを許して前半は1対1で折り返す。


後半浦和は反撃に出ようとするも福岡の反撃を受けて後半9分に福岡はMF小田逸稀に逆転ゴールを許し、後半17分にはビルドアップを奪われて再びFW紺野和也にゴールを許しリードを広げられた浦和は後半30分にFWアレックス シャルクがゴールを決めて1点差にするも反撃は及ばなかった。

これで浦和レッズはリードを守り切れずに敗れ負傷者多数の中で4位に転落し来季のACL2出場権獲得は最終節次第となった。






今季これが54試合目という事でこれを主力だけで戦う事に無理があるという事を踏まえると主力中心の構成で戦い続けた事で怪我人が出たら控えを起用するという感じでは選手の連携に綻びが出てしまう。

この試合ではDMFで殆ど出場機会のない柴戸、安居という今季殆ど組んでいないDMFコンビを出場させたがシーズン中に何度か組み合わせていたら違ったのではないかと思うほど選手を固定して戦い続けてしまった弊害が出てしまった。

サイドバックに至ってはこちらも怪我人の影響が大きいとはいえ馬渡、宮本が全く出番がなく大畑もベンチ入りできないなど控え選手のバックアップが不十分に後半戦を戦い続けてきた。

そして攻撃陣に至ってはブライアンリンセン、アレックスシャルクが全く出場機会が少なく、中島翔哉を初先発させたが1トップトップ下に拘り過ぎだったのでは?と感じるほど選手構成が歪だった。

常時出場している選手とそうじゃない選手が出た時に試合勘や試合慣れという部分でこの試合の結果が出てしまったと言える。

それに追い打ちをかけるようにスコルジャ監督が今季限りで退任という事で来季再び監督が代わる事で再び戦術のやり直しをしなければならない事を考えたら1度戦術を整備し選手構成を見直していかなければならないだけに試合数が多すぎた事でこの1年スコルジャ監督が目指したサッカーと選手構成が最後まで一致しなかった戦い方だったのではないかと感じる。

次の試合はACLでホーム武漢三鎮の後にアウェイで札幌戦となり中2日でアウェイでハノイ戦となる。

その後にクラブW杯に出場するというこれだけ過酷な日程を戦う事になると誰が出場しても戦えるチームにしなければ1年間戦い切れない事は痛感したシーズンではある。

次節はアウェイで札幌と対戦する。広島の結果次第で3位か4位になるが勝って結果を待つという事で戦い抜きたいところです。






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