29日J1リーグ22第33節が行われ、浦和レッズはアウェイ日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦し、1対4で浦和は横浜の怒涛の攻撃の前に成す術なく完敗し、10勝14分9敗勝ち点44得失点差+9で8位のままだった。

試合は前半から優勝を目指す横浜の怒涛の攻撃で守勢になり前半17分にFWエウベウにゴールを許すと、前半37分にもFWアンデルソン ロペスにゴールを許して2点ビハインドで折り返した。

後半も怒涛の攻撃が続き再びFWエウベウ、FWアンデルソン ロペスにゴールを許し、4点ビハインドからFWキャスパー・ユンカーがゴールを奪うのが手一杯な展開となり浦和は大敗した。

これで浦和レッズは横浜Fマリノスとの力の差を痛感し残る最終節で今季最後の戦いに挑む!




攻撃力の差というのがはっきりした試合でもあった。今季の浦和は堅守こそそれなりに実現したけれど犬飼の故障もありCBはほぼ岩波とショルツで固定された。その結果3番手がほぼいないままシーズンを戦い続けたがGK西川、岩波、ショルツの奮闘がなければACL決勝へ行けなかっただけにそこは責める事はできない。

サイドバック、DMF、2列目はそれなりに入れ替えが機能したけれどやはりCF含めたFWが最後まで思うように機能しなかった。特にユンカーが故障がちでシーズン通しての活躍ができなかった事も痛かったし、シーズン途中から加入したシャルク、リンセンが小柄な選手で本来は高さあるFWが必要だったことを踏まえるとこの補強が機能しなかった事も痛い。

ユンカーに続くFWがいなかった事が浦和にとって勝ち切れない試合がリーグ戦で続く事になったのは否めなかった。

そしてここにきてロドリゲス監督が退任する報道が流れてきただけにこの2年間積み重ねたサッカーをまた振出しに戻してしまう事は正直得策ではない。少なくてももう1年ACL含めてシーズンを戦って来季ACL出場権を逃したなら次の監督を考えても遅くないのではないかと感じる。

監督を交代するにもそれまで積み重ねた戦術を理解できる監督が引き継がなければ全てこの2年間やってきたサッカーを放棄する事になるだけにゴール裏のサポーターの声の厳しさは理解するもののやるサッカーだけはブレてはいけない。

次節はホームで福岡と対戦する。2022レッズファミリー最後の戦いになるだけに最後は勝利して来季の戦いに繋げてほしい。





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