19日J1リーグ20最終節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0対2で浦和は興梠が負傷交代で全くチャンスらしいチャンスを作り出せず、後半に2失点して最終戦を飾れずに終わり、13勝7分14敗勝ち点46得失点差-13で10位でシーズンを終えた。

試合は3バックで挑んだ浦和だったが連携が全く取れず前半30分にFW興梠が負傷退場してFW武藤に後退すると攻撃の形が全く作れずに前半を折り返した。

後半浦和は札幌の攻撃の前に守勢になり迎えた後半7分に札幌はMF駒井のゴールで先制を許すと、後半40分にはダメ押しゴールを許して浦和は全く攻撃できないまま今シーズンを告げる笛が吹かれた。

これで浦和レッズは大槻政権に幕を下ろし新たなる監督の下でポゼッションサッカーを目指していく事になる。


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来季の監督が用いるシステムを最終節に敷いてきたという印象だが、今季殆どやっていないシステムをやっても機能しないのは当然な訳で攻撃の形が作れないのは無理もない。中央のエヴェルトンを軸にしようとしたがシステムに対する動きが全くできなかった。

そして興梠が負傷交代してしまった後は攻撃の形が全く作れずボールも収まらない状況ではゴールが遠いのは当然だ。この1年半の間大槻監督の下で今季はカウンターサッカーを目指してきたもののそのベースとなる守備が全く機能せず2年連続得失点差がマイナスという終わり方をしては攻撃力がある程度あっても守備力が無ければ機能する訳がなかった。

そして今シーズンをもって退団するエヴェルトン、マルティノスに代わる外国人選手をどう確保するかもこれからの課題だ。特に今はこのコロナ禍により外国から選手を獲得するのも容易じゃなく、特に財政面では今季20億の減収という状況だからまずは来季の新監督候補と言われる現徳島のロドリゲス監督が目指すサッカーに適した選手をそろえる必要がある。

ロドリゲス監督の基本戦術は3-4-2-1もしくは3-4-1-2で途中で4バックに変えて戦うスタイルだ。そして戦術はポゼッションサッカーというスペイン流のサッカーをする。そうなると今季構築した4バックは再び3バックになる訳でまた3バックに対する人選が必要になるのだが、この戦術が機能する為にはDMFに司令塔となる選手がいなければならないし、CBも現在4人体制だが5人必要となる。

それを見越してマルティノスとの契約は終了し、エヴェルトンに代わるDMFを探すという事いなるのだろう。ただ浦和の場合ポゼッションサッカーに適したレオナルドがいるので今季戦術不適合で苦しんだレオナルドにとっては来季今季以上の得点を獲る可能性は秘めている。

興梠との共存を踏まえると2トップにする可能性はあるが、いずれにしても戦術が今季から大幅に代わる事になるだけに今季レギュラーだった選手は来季控えになる事は十分考えられる。

とはいえ今季は10位で終われた事は昨シーズン14位で終わった事を踏まえると1度落ちたどん底からは上がれた程度だが、3年連続監督交代という時期が続いた事もあり改めて戦術を再構築していく事は容易じゃない。

それ以上に浦和にとっては多くのサポーターが駆けつけるスタジアムで今季2万人に届かない状況となり、5千人までしか入れなかった苦しい時期を過ごした。浦和の大きな収入源である入場収入が20億失ったという事は他のどのクラブよりも衝撃的な状況だ。

それでも多くの浦和ファミリーの皆様が1億を超えるクラウドファンディングを成功させ、クラブを支えようと奮闘した。そしてここまで誰1人感染者を出さずに終われた事はクラブとして色々問題もあったが良く乗り切った。

今シーズン浦和の歴史の中でもここまで試合に行けないというシーズンはない訳で、これはどのクラブにも言える事だ。まずは確り休んで新たなるシーズンに備えよう。

浦和レッズ年間総括は後ほど行います。苦しいシーズンでしたが今季の戦いと来季へ向けた戦いをどう考えるか?総括していきたいと思います。

また来シーズンも浦和レッズを全力でサポートして参りますので宜しくお願い致します。