16日J1リーグ20第33節が行われ、浦和レッズはアウェイ等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦し、1対3で浦和は興梠の9年連続2桁ゴールで先制するもその後は川崎の猛攻に耐える時間が続き前半は何とか0点に抑えたものの、後半立て続けに3ゴールを許して完敗し、13勝7分13敗勝ち点46得失点差-11で10位のままだった。

試合は前半11分にPKを獲得し、これをFW興梠が自身が持つ2桁ゴール記録を9年連続に更新してJ1通算157ゴールで先制した。しかしその後は川崎の一方的な展開に防戦一方となり前半は何とかGK西川とDF陣が体を張って守り抜いた。

しかし後半になると次元の違う川崎の攻撃に選手たちがついていけず後半8分に同点ゴールを許すとその後立て続けに川崎のゴールラッシュに全く耐える事ができずこの試合でホーム最終戦となり現役を引退する川崎のMF中村憲剛のお膳立てをする事になった。

これで浦和レッズは残り1試合来季へ繋げる戦いができるか?
REDSLINEUP2020-023


興梠が自らのJ1リーグ記録を更新する9年連続2桁ゴールを決めた。毎年2桁ゴールを決め続ける事がどれだけ大変なのかは歴代の選手を見てもわかるけれど、これだけ毎年のように監督が代わろうとも結果を出し続けられる選手はどの監督でも重宝される。それにクラブにとっても確実に計算できる選手がいるという事で得点力不足で苦しむ事が少ない。

今季は序盤こそ故障で出場できなかったが中盤から試合に出場し続けており来季35歳になる興梠は新監督の下で更なる記録更新を続けるか注目される。

ただ試合内容を見る限り川崎の次元の違うサッカーに翻弄され続けたという90分だ。これだけ圧力ある攻撃ができるクラブはそうそうないが、この試合でJ1年間総得点を更新したという事でそれだけ凄い攻撃力で他のクラブを圧倒した。

来季はACLを2年ぶりに戦うがこの戦力なら初のACL制覇も十分可能性がある。

浦和にとっては来季監督が代わるという事で新監督候補については私自身J2で対戦して観ているけれど、3年あれば確実に優勝争いできるクラブになるのは確実だが1年目から結果を残せるほどあの監督のサッカーは単純ではないだけに再び3バックに戻るのか?このまま4バックを軸に戦うかはわからないがどちらにせよマルティノス、エヴェルトンが新監督のサッカーに合わないのは確かなので新監督に適する選手を今後獲得していく事になるだろう。

次節はホームで北海道と対戦する。今季J1もかなり過酷な日程を戦ってきただけにようやく最終節を迎えるが最後まで感染者を出さずに終われるように選手、スタッフ、サポーター一丸となって乗り切って終わりたい。



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