18日J1リーグ20第31節が行われ、浦和レッズはアウェイノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦し1対0で浦和は後半38分にMFマルティノスのゴールをGK西川が最後まで守り抜き、13勝6分10敗勝ち点45得失点差-4で暫定8位に浮上した。

試合は前半からホームの神戸に押し込まれるシーンも目立ったが相手にゴールを許さず、浦和も少ないチャンスでゴールを狙ったがゴールを破れず前半は0対0で折り返した。

後半は両チームとも一進一退の攻防を繰り返し続けたが後半38分に浦和はDF山中のクロスにMFマルティノスがゴールを決めて待望の先制点を手にした。

その後浦和はイエニスタの絶妙なFKで大ピンチを向かえるがGK西川がゴールを許さず浦和が6失点の大敗を払しょくする完封勝利で連敗を阻止した。

これで浦和レッズは残り5試合で3位以内を目指して次節ホームでガンバ大阪と対戦する。
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神戸が中2日、浦和が中3日と連戦になったこの試合はお互いに調子が上がらないチーム同士という事もあり決定的なシーンで決められないシーンもあり、突破口が破れないまま進んだ。

今季の浦和は上位には全く歯が立たない試合が目立つが、下位になるとそれなりの試合を展開するシーズンとなっている。今のJ1は川崎のようにとびぬけたチームとそれに続くグループという図式になっているが、浦和はそれに続くグループからは少し後方に配してしまっている。

それでもこの1年カウンターサッカーを浸透させようとしてきた結果やはりこのサッカーに適した選手とそうでない選手で別れてしまった訳だが、柏木が全く試合に絡めない事からもトップ下のないシステムでは柏木のようなタイプは活きないとは感じている。

逆にマルティノスのようにサイドから突破できる選手は重宝される訳だが、今の選手ではこのサッカーを体現するにはある程度適した選手と入れ替えていかなければならないのだとは感じる。

この戦術になって出番を失っていったレオナルドはそれでも2桁ゴールを奪っているけれど、適した戦術でないから外れている印象が強い。

これまでやってきた戦術、システムが変わるという事はそれまで活きた選手とそれまで活きなかった選手が入れ替わる事を意味するのだが、戦術が変わっても起用される選手はそのポジションに戦術が変わってもやる事がそれほど変わらないから残れたと言える。

ただ現状の選手の多くは年齢が高くなっているだけにこのオフに今の戦術を継続するなら入れ替えを検討していかなければならないとは感じている。

次節はホームでガンバ大阪と対戦する。けが人続出のガンバは前節仙台に大敗しているだけに浦和としては上位進出のためには絶対に勝たなければならない試合となる。3位以内を目指して全力を尽くして行こう!



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