29日J1リーグ20第30節が行われ、浦和レッズはアウェイ県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズと対戦し0対4で浦和は前半に先制を許すと後半鹿島の怒涛のゴールラッシュに成す術なく敗れ、13勝6分12敗勝ち点45得失点差-9で暫定9位のままだった。

試合は前半からから鹿島有利に試合が展開し、前半11分に鹿島はCKからFW上田のゴールで先制を許すとその後反撃に転じるもそれを守り切られると今度は再三鹿島にゴールに迫られるも前半は何とか1点ビハインドで折り返した。

後半鹿島は後半5分にFW上田のこの日2ゴール目でリードを広げられると、その後前係になった浦和は鹿島のカウンターの餌食となり、後半18分にFWエヴェラウド、後半35分にMFレオシルバにトドメを刺されて成す術なく敗れた。

これで浦和レッズは守備が完全に崩壊し大槻監督退任により次期監督は守備の立て直しから始めなければならないほど深刻だ。
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今季の戦術は本来守備をベースにして戦わなければならない戦術なのだがここまでシーズン51失点をしてしまっては流石に守備崩壊という位置づけとなり今季の戦術は完成せず終了して新たなる戦術及びシステムを構築しなければならないという結論に達しても仕方ないとは感じている。

最もカウンター戦術をする為の選手構成でなかった事も大きいのだが、長年3バックをベースに戦ってきた浦和にとって今季4バックで戦った事は選手構成を踏まえるとかなり思い切ったシステム変更だった訳だが、それに対する選手構成があまりにもアンバランスだったという事だ。

戦術を変更する場合はそれに合わせた選手がいなければ本来機能しないものだが、浦和の場合複数年契約をしている選手が多く、さらには年俸ベースも高く入れ替えたくても入れ替え難いチーム構成でもある。

それに高齢化も進んでおり世代交代もしなければならなかったが、橋岡の次に外国人を含んでも若手は汰木、レオナルド、トーマス・デン以外にレギュラーに定着できた選手はいなかった。

柏木は今季の戦術に合わずベンチ外が続き、阿部はシーズンずっと故障で出番なし、岩波も最終的に先発に定着できずに終わっている。浦和の世代交代は想像以上に厳しいという状況だが、それも常に勝利を求められているという部分が強すぎる事もあるが、今季は来季の新監督が目指すサッカーができる選手を今から揃えていかなければ来季も選手構成が歪で機能せずという事になりかねない。

少なくてもFWはレオナルドが軸となる事が見える位で最終ラインでは橋岡、トーマスデンを除けば高齢化もありどうなるかわからない。GK西川も今季の失点数が問題視されたら新監督の下では鈴木彩艶を大抜擢したとしても不思議はない。要するに何が起きてもおかしくない状況だ。

次節はホームで湘南と対戦する。レオナルドが出場停止となるが残り3試合来季へ向けて何を残せるのか選手たちは試合でみせてほしい。