21日J1リーグ20開幕戦が行われ、浦和レッズはアウェイShonanBMWスタジアム平塚で湘南ベルマーレと対戦し、3対2で浦和レッズが先制を許したものの、FW興梠、レオナルド、MF関根のゴールで湘南に競り勝ち昨年全敗だった金曜開催試合に勝利し開幕戦を飾った。
試合は今季から採用する4バックの4−4−2で挑んだ浦和は開始7分にCBの隙を突かれてFW石原に先制ゴールを許す苦しい展開となり、前半30分までにピンチを多く招くなど危ないシーンが続いたが、前半39分縦への速攻からFW興梠が押し込み同点にすると、前半44分にはFWレオナルドが移籍後J1初ゴールを奪って1点リードで折り返した。
後半湘南は同点を目指し攻め続けると、後半20分にMF山田のゴールが決まり同点にすると、DF鈴木大輔のハンドがVARでPK判定となるもこれをFWタリクが外して流れは浦和に再び傾き迎えた後半40分にMF関根がドリブルからのゴールを決めて勝ち越した浦和がこのまま競り勝った。
これで浦和レッズは開幕戦久しぶりの勝利で白星発進し早速攻撃陣はシステム変更により効果を発揮した。
今シーズンから時間がある時にはブッキングしない時には浦和戦の試合実況ツイートもしていきます。今シーズンよりシステムを3−4−2−1から4−4−2(4−2−2−2)に変更した浦和はこのシステム変更の意図が早速開幕戦から示された格好となった。
昨年まではミシャシステムと言われた3−4−2−1を2012シーズンから7シーズン継続してきたけれど、やはり他のクラブでこのシステムを採用しているクラブは多くなく、広島も森保監督が退任後は4バックと3バックを併用したり、多くのクラブが4バックを採用している中で選手獲得が難しくなっていた。
8年連続2桁ゴールの興梠1トップというシステムはある意味興梠欠場時の控えFWが不在という最大の欠点もあり、昨シーズンは柏木が長期離脱により司令塔を失い思うように試合を組み立てられない試合が多く興梠が孤立し、興梠に続く得点源なく苦しいシーズンを送った。
そして何よりも1番深刻だったのは3−4−2−1システムによる選手の弊害だった。補強した選手の多くは4バックでプレーした選手が多く、ミシャシステム経験者が必要だった3バック経験がない選手ばかりとなりシステムに適合できずに試合に絡めなかった選手が多くいた。
その代表格はマルティノス、関根でもあった。2人はサイドハーフで生きる選手だが浦和にはウイングバックしかなく2人を起用できるポジションがなかった為持ち味を活かせないままだったが、4−2−2−2にシステムを変更した事により2人が起用できるポジションができただけでなく、持ち味の攻撃に専念できるシステムでもあった。
そして決定的だったのはレオナルドの獲得によりレオナルドと興梠を共存させる為という大義名分ができた事で2トップに変更する事が可能となった。これにより既にベテランとなっていた興梠を杉本と並行して起用する事が可能となり、レオナルドも興梠という同じ得点力あるストライカーがいる事で自身へのマークも緩和されるというメリットを生んだ。
レオナルドについては私自身新潟で1年間ずっとプレーを観てきたけれど、とにかくペナルティエリア内でプレーしたら冷静に枠内シュートを放つ選手でありペナルティエリア内の冷静さは本当に素晴らしい。いかに枠内にシュートをし相手を上手くかわすかという事を狙っている。
新潟ではレオナルドに続くFWがいなかったので周りがレオナルドにボールを合わせるプレーに徹したがレオナルドも周りを活かすプレーもできる選手なので強引に1人で打開する選手ではないが攻撃時のポジショニングが本当に素晴らしい選手なので興梠とのコンビが向上すればさらにゴールを量産していく事になると思う。
ただやはりシステム変更による弊害はあるもので当然ながら堀監督時代の一時を除けば殆ど3バックで戦ってきた浦和にとって4バックの守備構築には時間が必要だという事も明らかになった。
開幕戦槙野が外れたのは槙野自身が4バック経験が鈴木大輔、岩波よりも少ないという事が大きい。日本代表では確かに4バックのCBを経験したけれど長年3バックの左が主戦場だった槙野にとっては4バックのCBになると3番手以下になるのは必然だったと言える。
3バックと4バックでは守備のやり方が決定的に違う。ただキャンプから取り組んできただけに4バックの守備が完成するまでは時間が必要だが殆ど取り組む時間がなかった大槻監督にとって4バックで生きる選手が多くなる事を織り込み済みだったという事だ。
その部分で当然活かせない選手も出てくる訳でその部分についてどう戦力を構築していくかはこれからになる。今季はACLに出場しない分ルヴァン杯で若手を起用できるので2年前の橋岡がブレイクしたように若手が台頭して戦力となってほしいところだ。
次節はホームで広島と対戦する。その前にルヴァン杯でJ2松本とホームで対戦するがこの試合で出場機会がなかった選手がルヴァン杯に出場する事になる。広島とは昨シーズン惨敗した相手だけにまずは広島相手にどれだけ4バックが機能するか?ホーム開幕戦で連勝スタートを切りたいところだ。
試合は今季から採用する4バックの4−4−2で挑んだ浦和は開始7分にCBの隙を突かれてFW石原に先制ゴールを許す苦しい展開となり、前半30分までにピンチを多く招くなど危ないシーンが続いたが、前半39分縦への速攻からFW興梠が押し込み同点にすると、前半44分にはFWレオナルドが移籍後J1初ゴールを奪って1点リードで折り返した。
後半湘南は同点を目指し攻め続けると、後半20分にMF山田のゴールが決まり同点にすると、DF鈴木大輔のハンドがVARでPK判定となるもこれをFWタリクが外して流れは浦和に再び傾き迎えた後半40分にMF関根がドリブルからのゴールを決めて勝ち越した浦和がこのまま競り勝った。
これで浦和レッズは開幕戦久しぶりの勝利で白星発進し早速攻撃陣はシステム変更により効果を発揮した。
今シーズンから時間がある時にはブッキングしない時には浦和戦の試合実況ツイートもしていきます。今シーズンよりシステムを3−4−2−1から4−4−2(4−2−2−2)に変更した浦和はこのシステム変更の意図が早速開幕戦から示された格好となった。
昨年まではミシャシステムと言われた3−4−2−1を2012シーズンから7シーズン継続してきたけれど、やはり他のクラブでこのシステムを採用しているクラブは多くなく、広島も森保監督が退任後は4バックと3バックを併用したり、多くのクラブが4バックを採用している中で選手獲得が難しくなっていた。
8年連続2桁ゴールの興梠1トップというシステムはある意味興梠欠場時の控えFWが不在という最大の欠点もあり、昨シーズンは柏木が長期離脱により司令塔を失い思うように試合を組み立てられない試合が多く興梠が孤立し、興梠に続く得点源なく苦しいシーズンを送った。
そして何よりも1番深刻だったのは3−4−2−1システムによる選手の弊害だった。補強した選手の多くは4バックでプレーした選手が多く、ミシャシステム経験者が必要だった3バック経験がない選手ばかりとなりシステムに適合できずに試合に絡めなかった選手が多くいた。
その代表格はマルティノス、関根でもあった。2人はサイドハーフで生きる選手だが浦和にはウイングバックしかなく2人を起用できるポジションがなかった為持ち味を活かせないままだったが、4−2−2−2にシステムを変更した事により2人が起用できるポジションができただけでなく、持ち味の攻撃に専念できるシステムでもあった。
そして決定的だったのはレオナルドの獲得によりレオナルドと興梠を共存させる為という大義名分ができた事で2トップに変更する事が可能となった。これにより既にベテランとなっていた興梠を杉本と並行して起用する事が可能となり、レオナルドも興梠という同じ得点力あるストライカーがいる事で自身へのマークも緩和されるというメリットを生んだ。
レオナルドについては私自身新潟で1年間ずっとプレーを観てきたけれど、とにかくペナルティエリア内でプレーしたら冷静に枠内シュートを放つ選手でありペナルティエリア内の冷静さは本当に素晴らしい。いかに枠内にシュートをし相手を上手くかわすかという事を狙っている。
新潟ではレオナルドに続くFWがいなかったので周りがレオナルドにボールを合わせるプレーに徹したがレオナルドも周りを活かすプレーもできる選手なので強引に1人で打開する選手ではないが攻撃時のポジショニングが本当に素晴らしい選手なので興梠とのコンビが向上すればさらにゴールを量産していく事になると思う。
ただやはりシステム変更による弊害はあるもので当然ながら堀監督時代の一時を除けば殆ど3バックで戦ってきた浦和にとって4バックの守備構築には時間が必要だという事も明らかになった。
開幕戦槙野が外れたのは槙野自身が4バック経験が鈴木大輔、岩波よりも少ないという事が大きい。日本代表では確かに4バックのCBを経験したけれど長年3バックの左が主戦場だった槙野にとっては4バックのCBになると3番手以下になるのは必然だったと言える。
3バックと4バックでは守備のやり方が決定的に違う。ただキャンプから取り組んできただけに4バックの守備が完成するまでは時間が必要だが殆ど取り組む時間がなかった大槻監督にとって4バックで生きる選手が多くなる事を織り込み済みだったという事だ。
その部分で当然活かせない選手も出てくる訳でその部分についてどう戦力を構築していくかはこれからになる。今季はACLに出場しない分ルヴァン杯で若手を起用できるので2年前の橋岡がブレイクしたように若手が台頭して戦力となってほしいところだ。
次節はホームで広島と対戦する。その前にルヴァン杯でJ2松本とホームで対戦するがこの試合で出場機会がなかった選手がルヴァン杯に出場する事になる。広島とは昨シーズン惨敗した相手だけにまずは広島相手にどれだけ4バックが機能するか?ホーム開幕戦で連勝スタートを切りたいところだ。