1日J1リーグ19第30節が行われ、浦和レッズはアウェイ県立カシマサッカースタジアムで首位鹿島アントラーズと対戦し、0対1で浦和はGK西川に代わってACL1stレグに出場予定のGK福島を抜擢し奮闘するも鹿島の強かなサッカーの前に競り負けて、9勝9分13敗勝ち点36得失点差-13で暫定9位のまま残り3試合で残留を目指していく。

試合は前半から両チームとも激しい攻防を繰り広げると両チーム決定的なチャンスを活かし切れずに前半を0対0で折り返した。

後半は中盤で激しい攻防を繰り広げるも、後半26分に鹿島がFWセルジーニョのゴールで均衡を破ると鹿島は最後まで堅い守備を崩さず、浦和は最後まで堅い守備を崩せずに敗れた。

これで浦和レッズは首位鹿島から勝ち点を奪う事ができず残り3試合で勝ち点4以上が残留の目安だ。

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このインターバルで怪我人が多数戻ってきた鹿島相手にさすがに勝利する事は厳しかった試合ではあったが勝ち点1は獲得しようと思えば獲得できた試合だったとも感じる。ただこれまで残留争いを8年ぶりに戦うチームにとってその勝ち点1を獲るという試合に慣れていない事もあるけれど、中2日という難しい日程に対して勝ち点1でもよしと思う事が重要ではある。

特に今首位の相手となれば尚更そういう気持ちを持って闘う必要があるだけに勝ちたいという気持ちだけでは勝つ事は難しいのが今のリーグ戦の浦和の状況だ。ただその中で全く収穫がなかったのか?と問われると私はそうは思っていない。まずGK福島の起用だが今年は全て重要な試合ばかりで福島の出番は天皇杯2回戦までさかのぼるだけに殆ど試合勘のない中でずっと西川のバックアップメンバーとして支えてきた。

その中で1番強い鹿島戦で起用されたという事はACLで戦う為には鹿島相手にどれだけのパフォーマンスができるのか?と見極める必要があったはずだ。その観点から言えば失点シーンもミスではなくシュートストップしたこぼれ球を押し込まれただけなのでこれは福島を責めるのは酷な話だ。試合全体ではミスはあったものの西川の控えとして考えたら及第点を与えてよいプレーだったと思う。

そしてこの試合では柏木が久しぶりに先発復帰を果たしてシャドーのポジションに入った。まだ本来のプレーには遠いけれど柏木が入った事で試合をコントロールできるシーンがあっただけにこれまでボールをコントロールできる選手が不在の試合で苦労していた事を踏まえると柏木の復帰は想像以上に大きい。そこが浦和にとって武藤の離脱に代わって復帰してきた事はプラスに捉えたい。

その中でこの試合1番拙かったのは大槻監督の退席になったシーンだ。これは明らかに一発退席になるのは当然でありいくら試合に熱くなっていたとはいえ永木選手を突き倒す事は許される事ではない。レオシルバが鬼の形相で駆け寄ってきたのを西川が止めていなければ大乱闘に発展していたシーンだった。

これで次節大槻監督はベンチ入り停止となるので次節は上野ヘッドが指揮する事になる。

こういう状況では絶対に下を向いてはいけないが、この大槻監督の一発退席が選手たちの心に火をつけてほしいところだ。

次節は中3日でホームで川崎と対戦する。今度は川崎が中2日で戦う事になり浦和にとっては中1日有利ではあるが果たして大槻監督に代わって指揮する上野ヘッドがどんな采配を見せてくれるのか?厳しい戦いではあるが勝ち点を獲得する強い気持ちを持って闘ってほしい。