6日J1リーグ19第28節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で11位清水エスパルスと対戦し、2対1で浦和は先制を許すも前半終了間際にFW興梠のゴールで同点に追いつき、後半は浦和が優勢に試合を進めて後半30分にMF橋岡のゴールで逆転に成功した浦和が最後まで守備陣が踏ん張りホームでは3か月ぶり、リーグ戦では9試合ぶり2か月半ぶりの勝ち点3を手にして、9勝8分11敗勝ち点35得失点差-11で10位に浮上した。

試合は前半から浦和はボールを保持するもペースを掴めず迎えた前半19分に清水はFWドウグラスにゴールを許して先制を許す苦しい展開となる。しかし浦和は前半終了間際にMF橋岡のクロスにFW興梠が決めて同点で前半を折り返した。

後半浦和はボールを保持するケースが増えたがなかなかゴールを割れずに迎えた後半30分に浦和はMF橋岡のゴールが決まり逆転に成功する。終了間際には清水に決定的なシーンを作られたがゴールを許さずに浦和はリーグ戦では9試合ぶりの勝ち点3を手にして長いトンネルを抜け出した。

これで浦和レッズはリーグ戦の勝ちなしを9で止めて入れ替え戦との勝ち点差4を維持しリ2週間のインターバル後ホームで大分と対戦する。





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苦しかったトンネルをようやく脱出した。ACLではあれだけ競り勝ってきた浦和だがリーグ戦は実に2か月半勝利から遠ざかるという苦しい戦いを強いられた。この試合に敗れる事があれば完全に残留争いに巻き込まれるという窮地の試合でU-22代表に選出された橋岡がチームの危機を救った。

興梠のアシストとなったクロス、決勝点となったダイレクトボレーはまさに今季浦和のベストゴールの1つといっても良いほど素晴らしいゴールだった。これだけリーグ戦では長く勝利していなかったけれど、2日のACLでの勝利が選手たちを勇気づけたのは間違いない。この勝利が残留に向けて大きな勝ち点3になっただけに次の大分戦が残留争いを抜け出す上でさらに重要な試合になる。その後残された相手を踏まえれば次の大分戦での勝ち点3を獲得するかしないかで大きく違ってくる。

これまで連戦に次ぐ連戦で全くチーム練習を行えない状況が続いたがACLのみとなった事でチーム練習を行える時間ができた事で浦和にとってもチームを立て直す時間が作れる。

残されたタイトルACL優勝の為にもこの2週間の期間が非常に重要な期間になる。

次節はホームで大分と対戦する。大分は前半戦活躍したストライカーを失い前半程の勢いはないがこの戦力で大健闘しており前半戦敗れている相手なので油断できない。心して掛からなければACLも決勝へ行けない。選手たちの奮闘に期待したい。



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