28日J1リーグ19第27節が行われ、浦和レッズはアウェイ駅前不動産スタジアムで16位サガン鳥栖と対戦し、3対3で浦和はFW興梠不在の中でMF武藤、長澤のゴールで前半2点リードするも、後半立て続けに3失点し敗色濃厚の中後半アディショナルタイムにPKを獲得し、これをFW杉本が決めて土壇場でドローに持ち込み、8勝8分11敗勝ち点32得失点差-12で暫定12位に浮上した。

試合は前半7分にMF武藤のゴールが決まり浦和が先制する。そして前半28分にもMF長澤のオーバヘッドが炸裂して浦和は前半2点リードで折り返す。後半はホームの鳥栖が猛反撃し後半24分にMF原川にFKを決められると、後半29分にはFW金崎に同点ゴールを許し、後半37分にFWイサック・クエンカに逆転ゴールを許す苦しい展開で敗色濃厚だった後半アディショナルタイムに浦和はPKを獲得しこれをFW杉本が決めて浦和は土壇場でドローに持ち込んだ。

これで浦和レッズは残留争い直接対決で勝ち点差4を死守し次のACL広州恒大、リーグ戦はホームで清水と対戦する。




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残留争いに巻き込まれた浦和にとってこの試合の意味は想像以上に大きい試合となったが現実問題としてこれだけ幸先よく2点もリードを奪いながら1度は逆転を許してしまうという事を踏まえると守備の再構築をしないと今後本当に厳しい戦いになってしまうという事でもある。

誤審があった湘南戦も2点のリードを守れなかったし、リーグ戦2か月勝ちなしと続いている状況を踏まえれば1点を取って守り切るのか?2点以上取って競り勝つのかが現状曖昧なまま来ている。現在出場している選手の中にFKの名手が不在という事も得点オプションを限定させてしまっている訳であるけれど、それでもこの試合ではゴールから遠ざかっていた武藤にゴールが生まれ、長澤にもゴールが生まれた事は大きい訳であとはファブリシオが完全復活すれば必ずしも得点力がない訳ではない。

ただやはり最大の問題点は守備面になる。FKはどうする事もできないが、セットプレーで競り勝てない、流れからのプレーに崩されるシーンがやはり守備の問題点を改善できないまま試合を重ねてしまっている事が非常に厳しい状況にさせている。どうしてもACL、ルヴァン杯、天皇杯と過密スケジュールの中で戦っているだけに守備の構築時間がない訳だけれど今週のACLとリーグ戦が終われば2週間のインターバルがある。この2週間でどれだけ守備を構築できて攻撃を復活できるのか?全てはこの2週間に掛かっているといってよい。

それでも残留争いの直接対決で現在勝ち点差4を死守した事は大きい。残留争いを経験している者からすれば勝ち点差をリードしている側は勝ち点差を維持すれば良いだけだ。それを維持できないと最終的に苦しくさせる訳でその観点から見れば維持した事は大きい。

それに多くのクラブが勝ち点が同じという事も自分たちだけじゃないという事も残留争いでは大きな要素を占める。その点では6クラブ同じ勝ち点にいる事は浦和にとっては救いと言える。とはいえこれから残り試合を考えれば上位対決ばかり占める訳で油断できない。その為にも守備の構築が急がれる。

次節はACL広州恒大、リーグ戦はホームで清水と対戦する。前回はアウェイで快勝した相手だがここで残留争い直接対決で勝利すれば得失点差で有利に立てる事で絶対に勝たなければならない。この窮地を乗り越える事ができるか?全ては選手たちのプレー1つに掛かっている。