3日J1リーグ19第10節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で17位ジュビロ磐田と対戦し、0対1で浦和レッズは終了間際にMF青木のバックパスを磐田FWロドリゲスに奪われてゴールを決められ令和初戦を白星で飾る事ができず、5勝2分3敗勝ち点17得失点差0で暫定8位に後退した。

この試合は私が初めてホームデビューした試合となり改めて浦和レッズの違った姿を見る事ができた試合でした。

今回は浦和サポーターとなって初めての埼スタホーム観戦となった訳ですけれど、これまでアウェイサポーターとして埼スタに乗り込んでいただけにホームとして行く埼スタはまた違った光景を見る事になりました。私自身の日常はビックスワンなのですが今のビックスワンは観客が1万台が限界なのでそれは差し引いても色々なスタジアムへ行った中では恵まれているスタジアムである事は言うまでもありません。

ただサッカー専用スタジアムではない分埼スタのメインでみると近さはかなり違うのだという事ですね。私にとっては埼スタは非日常を感じる事ができる場所と言えるだけにここが年数回しか行く事はできませんが第2のホームにできた事は本当に幸せです。浦和レッズと埼スタを通じて他のクラブから見て何が足りないのかを知る機会になると思います。

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さて試合の方はここ毎試合セットプレーを中心に得点している浦和にとっては磐田の大井健太郎中心の5バックをいかに崩すかがポイントの試合でしたがカウンター攻撃が難しい相手に対してどれだけの攻撃ができるのか?試合を振り返りたい。

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浦和レッズのフォーメーションは3−5−2

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前節と同じメンバーでスタートした。

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試合は前半から浦和がボールを持てる試合となったものの磐田は大井健太郎が復帰した守備陣が整備された事によりなかなか崩れない。前節までの磐田とは全く別のチームになったのはDFの中央に大井健太郎がいたからに他ならない。

これまでの磐田は大井健太郎が出場した試合はとにかく守備が整備されている試合が多く、2017シーズンの躍進も大井健太郎の貢献があったからこそであった。昨シーズンは得点力不足に苦しみ中村俊輔が欠場気味になった事により攻撃力不足でプレーオフに回っていたが、今季も大井健太郎がいない守備陣はボロボロの状態だった。しかしこの大井健太郎がいるといないで磐田がこれだけ守備力が上がるというのは1人の存在の大きさを物語る。

最も磐田は最初から5−4−1で守るという姿勢で挑んできただけに1トップにアライウトン、途中からロドリゲスを配置して1トップの個人技で得点を狙うという非常にわかり易い狙いだった。

対して浦和はここ数試合流れからの得点は全くなく、前節の興梠のカウンターは流れと言うよりも相手が疲れ切っていた後半終了間際のシーンだっただけに試合途中の流れからの得点は今季殆どない。

原因は色々あるものの当初オリヴェイラが描いていたクロスからの空中戦で競り勝つ為に獲得した杉本が全く機能しなかった事で結局昨シーズンのメンバーに戻す事になった。柏木の不在については現時点でそれほど大きな影響は出ていないがやはりいてほしい選手である事は間違いないし、攻撃面で局面を代えられるだけの選手なのでオリヴェイラも戻れば即先発で起用したいと考えているはずだ。

カウンターが難しかった前半は再度から何度も崩そうと試みたもののやはり5バックで守る磐田に対して中央に人数が揃っているために長身FWがいない浦和にはあまりにも不利な状況だった。ここで185cm以上のFWがいると磐田も守りづらかったと思うのだがここが今の浦和の泣き所と言えばそれまでになる。

後半は間延びするケースが増えた事で両チームにスペースが生まれてカウンターの応酬になったがここで浦和にとって絶好のカウンターで決めるシーンがあっただけにここで決め切れなかったが正直痛かった。どうしてもホームの後押しがあるだけにどんどん攻めようという気持ちが選手たちにあるのは当然な訳で終了間際のMF青木のバックパスもそういう攻める意識が周りに強すぎたばかりに最終ラインに選手が殆どいなかった事が最終的にはバックパス後に奪われた対処ができなかったと言える。

これが1点ビハインドならイチかバチかの攻撃的に行くのは仕方ないのですが、ドローのままだっただけにホームでドローは許されないとはいえ最低限ドローに持ち込む事は頭に入れて起きたかった。

結局アディショナルタイム3分に決められたゴールがそのまま決勝点となり浦和は4試合ぶりに敗北を屈する事になった。

現時点で浦和には攻撃で崩すだけの個の力が不足していると言ってしまえばそれまでなのだが、私自身このクラブだけ見ている立場でない視点から見るとセットプレーで決められる強みがある事こそクラブの強みである訳で、ここでセットプレーすら決まらないクラブからみれば決められる強さが浦和にはある。

ただ10試合で流れから決められない事については当初描いたオリヴェイラのサッカー(4-4-2)がこのメンバー構成ではなかなか描きづらいという事がリーグ戦ではっきりしたからでもある。故に昨年まで継続してきた3−5−2に戻した訳だけれど、やはりある程度同じメンバーで攻撃陣を戦っているために相手に研究し尽くされてしまっているというのがあると思う。

特に興梠へのマークはかなり厳しく、武藤も本来はFWと言うよりもシャドーで活きた選手である訳でこの2人の2トップとして考えるとタイプが似すぎている。2トップの場合はなるべく違うタイプの選手と組ませた方がそれぞれの役割が違ってくる訳で1番解り易いのはドリブラーと長身の選手のコンビだ。

役割が違うと当然役割に専念しやすいが、今の浦和を観ていると興梠と武藤の役割がそれほど変わらない印象が強い。本当はここに杉本が定着すれば良かったのだがそうはならなかった。思い切って汰木のような長身でスピードもある選手を最初から起用する事も念頭に入れておいた方が良いのかもしれない。

FWのコンビは少し考慮が必要だとは感じます。

次節はACLのアウェイでブリーラム・ユナイテッドと対戦する。ここで勝利すれば自力でのグループリーグ突破が見えるだけに何としても厳しいアウェイで勝ち点3を獲ってほしい。

そしてリーグ戦はアウェイで名古屋グランパスと対戦する。今の名古屋はジョーを中心とした攻撃力は凄いだけにここを抑えないと厳しい試合となる。アウェイでは今季4勝1分と負けなしだけに確り守って勝機を見出したい。

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