11日J1リーグ18第7節が行われ、浦和レッズはアウェイノエビアスタジアム神戸で10位ヴィッセル神戸と対戦し、3対2で浦和レッズがFW武藤のゴールで先制も逆転を許すもCKからDF岩波、DFマウリシオのヘッドで逆転に成功し2連勝とし、2勝2分3敗勝ち点8得失点差-1で10位に浮上した。

試合は神戸にボールを支配される苦しい展開も前半24分カウンターからFW武藤のゴールで先制して前半を折り返した。後半神戸が猛攻を仕掛けて後半6分CKからFWウェリントンのヘッドで同点に追いつくと、後半18分にはFW佐々木に逆転ゴールを許し苦しい展開になるも、後半27分CKからDF岩波が同点ゴールを決めると、後半47分CKからDFマウリシオのゴールで逆転した浦和がそのまま逃げ切り2連勝とした。
これで浦和レッズが監督交代の勢いのまま2連勝とし、ホームで清水と対戦する。


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阿部、槙野、森脇、平川がベンチ外という苦しい展開に代わりに出場した岩波、橋岡らが躍動した事で逆転を許しても再度逆転に成功する勢いが前回の勝利で大きく自信を取り戻したと言える。戦い方は守備重視という状況で近年の浦和にはない持たせる戦いとなったものの、チャンスにはゴール前まで迫ってCKを獲得するなど岩波が入った事で高さを活かしたセットプレーが可能になったのは浦和にとって大きな収穫だったと思う。

ただ守備重視だったものの1度は逆転を許す展開となった事はまだ色々な面で課題が残されているという事ではあるものの、この連戦ではどんな内容でも勝利する事で勢いとして乗り切れる可能性が出てくるだけに逆に監督交代後すぐに勝利し、その勢いのまま中3日で試合をした事が逆に良かったのかもしれない。意外と下位に低迷してしまうと1度勝っても1週間考える時間が逆効果になるケースもあるだけに今の浦和にとって連戦は勝利した事で勝った気持ちを持ちながら戦えるメリットを得たと言える。

ただこのピンチに控えに甘んじていた選手が奮闘する事も十分考えられるだけに槙野、阿部、森脇とこれまでの主力が不在をチャンスと捉える選手が出てきてほしいし、大槻監督代行もそういう選手にチャンスを与えようとしている。但しこの勢いは連戦だから良いのであって1週間準備期間があった場合は逆効果になる可能性もあるだけにこの勢いのまま勝利を重ねていく事が重要だ。

次節はホームで清水と対戦する。今季の清水は比較的安定した戦いをしているが長崎敗れた後だけに浦和にとっては連勝のチャンスと捉える事ができる。この勢いのまま連勝できるか?注目だ。



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