18日J1リーグ18第4節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で16位横浜Fマリノスと対戦し、0対1でGK西川の再三の好セーブがあったもののFWウーゴ・ヴィレイラにゴールを決められて敗れ、開幕から勝利なしとなる0勝2分2敗勝ち点2得失点差-2で17位に後退した。
試合は両チームとも激しい攻防となり浦和もFW武藤の決定的なシュートをGK飯倉の好セーブで得点を奪えない。横浜もFWウーゴ・ヴィレイラにボールを集め決定的なシーンを作るがこちらもGK西川の好セーブで得点を許さず前半は0対0で折り返した。
後半浦和はゴールを奪うべく積極的に仕掛けるも逆に横浜に押し込まれる展開となりGK西川が再三好セーブを連発したものの、後半36分に横浜はFWウーゴ・ヴィレイラのゴールが決まってこれが決勝点となり浦和は開幕4試合勝ちなしの17位に後退した。
これで浦和レッズは開幕からまさかの4試合勝ちなしとなり2週間の中断期で5月まで続く連戦開始まで立て直しを迫られる事になった。
前節からMFマルティネスをベンチに下げて武富を起用し、遠藤の故障には本来左サイドが専門の菊池を緊急に起用する苦しい展開だ。今季の浦和はこれまでミシャシステムの真骨頂だった3バックから4バックに昨シーズン途中から変更しているものの、長年3バックをしてきただけにサイドバックの選手が不在という事態をシーズンに入ってから解消できていない事がまず守備面で大きい事と、攻撃面では興梠が活きていたミシャシステムでは2シャドーの距離が近かった事も多くサポートも多かったものの、最近の堀監督の采配では両サイドハーフはウイングまで位置を上げた事でこれまで2列目だったCMF2枚の距離感が更に空く事となった。
この原因としてはミシャが求めた1トップと堀監督がやろうとしている1トップは典型的に異なるという事だ。ミシャシステムの10年以上観てきたけれど1トップに起用される選手はどちらかというと裏に抜け出す事が上手い選手が起用されてきた。佐藤寿人、興梠がミシャシステムに見事に合致する選手だったという事だ。ところがこれが堀監督の1トップは今日の横浜のウーゴ・ヴィレイラのようにフィジカルが強くポストプレーができて決定力がある選手なので興梠が本来FWで活きるのは鹿島時代の2トップの一角か、ミシャシステムの1トップ2シャドーという事だ。
この試合では途中から武富が1トップの位置でプレーしており、興梠がCMFに下がってプレーするシーンもあった。元々攻撃的な選手を守備まで下がらなければならないのはこの試合で失点となったシーンでは興梠にウーゴ・ヴィレイラを止めろ!という守備を求めた時点でかなり酷だったと言える。
私個人としたらアンカーシステムが務まるほどの守備力ある選手が今の浦和では遠藤、阿部がいるものの、遠藤は既に故障で離脱しており、右サイドバックとして起用している。阿部を起用しないのは阿部の年齢からくる運動量の低下で起用しないのだと感じる。ただ今の浦和のシステムを考えるとアンカーを青木に任せるのは酷な選択肢ではないかと感じる。
アンカーは元々守備力が高い選手が務めるポジションであり、時々勘違いする監督がいるんだけれどボールを回す事ができる選手を配置するケースだけれど守備力が伴えば良いけれど、伴わない選手が起用されるとシステム的にも穴になってしまうケースがあるだけに今の浦和のDMFは1枚ではなく2枚にした方が攻守の安定が保てると思う。それに興梠の1トップは現時点では堀監督が目指すサッカーでは多少不向きな側面を感じるだけに2トップにするかトップ下に興梠を起用してサポートの距離感を縮めるかがベストではないかと感じる。
次節は2週間の中断期間を経てアウェイで磐田と対戦する。2週間でどれだけ浦和は立て直す事ができるのだろうか?浦和の奮起に期待したい。
試合は両チームとも激しい攻防となり浦和もFW武藤の決定的なシュートをGK飯倉の好セーブで得点を奪えない。横浜もFWウーゴ・ヴィレイラにボールを集め決定的なシーンを作るがこちらもGK西川の好セーブで得点を許さず前半は0対0で折り返した。
後半浦和はゴールを奪うべく積極的に仕掛けるも逆に横浜に押し込まれる展開となりGK西川が再三好セーブを連発したものの、後半36分に横浜はFWウーゴ・ヴィレイラのゴールが決まってこれが決勝点となり浦和は開幕4試合勝ちなしの17位に後退した。
これで浦和レッズは開幕からまさかの4試合勝ちなしとなり2週間の中断期で5月まで続く連戦開始まで立て直しを迫られる事になった。
前節からMFマルティネスをベンチに下げて武富を起用し、遠藤の故障には本来左サイドが専門の菊池を緊急に起用する苦しい展開だ。今季の浦和はこれまでミシャシステムの真骨頂だった3バックから4バックに昨シーズン途中から変更しているものの、長年3バックをしてきただけにサイドバックの選手が不在という事態をシーズンに入ってから解消できていない事がまず守備面で大きい事と、攻撃面では興梠が活きていたミシャシステムでは2シャドーの距離が近かった事も多くサポートも多かったものの、最近の堀監督の采配では両サイドハーフはウイングまで位置を上げた事でこれまで2列目だったCMF2枚の距離感が更に空く事となった。
この原因としてはミシャが求めた1トップと堀監督がやろうとしている1トップは典型的に異なるという事だ。ミシャシステムの10年以上観てきたけれど1トップに起用される選手はどちらかというと裏に抜け出す事が上手い選手が起用されてきた。佐藤寿人、興梠がミシャシステムに見事に合致する選手だったという事だ。ところがこれが堀監督の1トップは今日の横浜のウーゴ・ヴィレイラのようにフィジカルが強くポストプレーができて決定力がある選手なので興梠が本来FWで活きるのは鹿島時代の2トップの一角か、ミシャシステムの1トップ2シャドーという事だ。
この試合では途中から武富が1トップの位置でプレーしており、興梠がCMFに下がってプレーするシーンもあった。元々攻撃的な選手を守備まで下がらなければならないのはこの試合で失点となったシーンでは興梠にウーゴ・ヴィレイラを止めろ!という守備を求めた時点でかなり酷だったと言える。
私個人としたらアンカーシステムが務まるほどの守備力ある選手が今の浦和では遠藤、阿部がいるものの、遠藤は既に故障で離脱しており、右サイドバックとして起用している。阿部を起用しないのは阿部の年齢からくる運動量の低下で起用しないのだと感じる。ただ今の浦和のシステムを考えるとアンカーを青木に任せるのは酷な選択肢ではないかと感じる。
アンカーは元々守備力が高い選手が務めるポジションであり、時々勘違いする監督がいるんだけれどボールを回す事ができる選手を配置するケースだけれど守備力が伴えば良いけれど、伴わない選手が起用されるとシステム的にも穴になってしまうケースがあるだけに今の浦和のDMFは1枚ではなく2枚にした方が攻守の安定が保てると思う。それに興梠の1トップは現時点では堀監督が目指すサッカーでは多少不向きな側面を感じるだけに2トップにするかトップ下に興梠を起用してサポートの距離感を縮めるかがベストではないかと感じる。
次節は2週間の中断期間を経てアウェイで磐田と対戦する。2週間でどれだけ浦和は立て直す事ができるのだろうか?浦和の奮起に期待したい。