4日J1リーグ18第2節が行われ、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002でサンフレッチェ広島と対戦し、1対2でボールを支配しながらカウンターから逆転を許して敗れホーム開幕戦を飾る事ができなかった。

試合は前半から浦和ばボールを支配し支配率は65%前後で展開するもなかなかゴールを割れない。しかし前半43分右サイドからのクロスにMF青木のヘッドが決まり浦和が先制して折り返した。

後半浦和は圧倒的な支配率でボールを支配するもそこからカウンターを受けて後半21分混戦からMF柴崎に決められると、後半34分カウンターからMF稲垣に押し込まれて逆転を許した浦和は同点に追いつく事ができずホーム開幕戦を落とした。

これで浦和レッズは開幕カードでまさかの勝利なしに終わり厳しい船出となった。

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司令塔柏木が欠場するという苦しい状況ながらも柏木不在はこの試合で大きく感じた訳じゃなかった。同じミシャシステムを解体して挑んだシーズンとなる訳だけれど、完成度では浦和の方が堀監督が半年長くやっているので浦和の方が完成度は明らかに高く、広島は城副監督の下で再建がスタートしたばかりでしかも前節DF千葉が長期離脱するというアクシデントに見舞われたばかりだった。


試合内容としては浦和が圧倒的な支配率でボールを持つ時間が長かったもののゴール前の決定力に欠いてしまった事が先制しながらも苦しい状況にしてしまった。昨シーズンのミシャ政権では2シャドーとして武藤、ラファなどが起用されたけれど、堀政権になってからは4−1−4−1システムとなった事で中央のセンターMF2枚は守備も兼ねる選手となった事で決定力が武藤らと比べると落ちたとは言える。


今日の起用された長澤、青木は攻守としては必ずしも悪い組み合わせじゃないものの攻撃となると決定力ある2選手か?と問われるとオフェンスの選手とは言い切れないだけにディフェンシブ的な選手であるだけに阿部をアンカーで起用するなら青木ではなく攻撃的な選手起用があっても良かったのではないか?とも感じる。興梠だけに攻撃の負担が大きくなってしまっている印象がある。興梠はミシャ政権では1トップでも2シャドーの攻撃陣がカバーしたけれど、元々鹿島では2トップの選手だった訳で興梠へ対する攻撃に対するサポートが不足している感じがある。


まず守備からという意識はわかるものの、本来浦和の良さは攻撃力でもあった訳で柏木不在なら武藤をセンターMFで起用するか?した方が良いのではないか?と感じる。ボールを保持できる分ゴールを決められないと悪循環に陥ってしまう可能性があるだけに次のアウェイ長崎戦では修正できるか?


次節はアウェイで長崎と対戦する。J1初対戦となる長崎だが戦力的には圧倒的に浦和有利なだけに広島戦の教訓を生かせないとカウンター1発に沈む可能性もあるだけに決め切る事が必要だ。




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