19日J1リーグ18第15節が行われ、浦和レッズはアウェイパナソニックスタジアム吹田で16位ガンバ大阪と対戦し、0対0で2試合連続完封したものの3試合連続無得点で2試合連続スコアレスドローとなり、4勝5分6敗勝ち点17得失点差-1で暫定14位で中断期間に突入した。

試合は前半から激しい攻防を繰り広げるも浦和、ガンバ両チームとも決定的な場面で決め切る事ができずに前半を折り返した。

後半浦和は決定的なチャンスを迎えるもGK東口に阻まれ、FW興梠も決め切れない。ガンバも決定的なシーンを作りながらGK西川の好セーブでゴールを割る事ができずにスコアレスドローのまま終わった。
これで浦和レッズは15連戦の中で監督交代という激動の連戦で14位で折り返す事となり再開後の逆襲に決定力不足解消が求められる。

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2試合連続完封しながらも、3試合連続無得点という守備が踏ん張りながらゴールを奪えないまま中断期間を迎えた。無理もない話だがミシャから堀監督を経てオリヴェイラ監督という暫定監督を含めると僅か1年で4人の監督が浦和を指揮した訳でこの間にミシャが作り上げてきた攻撃の形をほぼ手放す事となり守備こそ改善したが守備が改善した事による攻撃の形を失う結果となった。


サッカーの場合はどうしてもバランスが必要でありどちらかが極端に良くしてしまうとどちらかが悪くなる傾向はある。その中で攻撃の方をこれから1か月以上に渡る中断期間でどう作り上げるかが浦和にとって後半戦浮上できるかできないかになる。システムも事実上暫定で3-4-1-2を中心にやってきたけれど、補強を含めて4バックの選択をするのかも注目だ。


浦和のポテンシャルからしたらこの順位にいるクラブではないだけに後半戦の逆襲の為の1か月以上になる。次節はホームで最下位名古屋と対戦する。名古屋も現在最下位に沈むが監督交代や補強などを含めて全く別チームとして戦う事になると思うので浦和にとって厳しい戦いが予想される。浮上するための貴重な1か月以上の期間を有効に使いたい。



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