10月20日スタートのドラマ「海に眠るダイヤモンド」を視聴した。

このドラマは1955年の端島と2018年の東京の2つの時代を交互しながら端島で生きた人たちの姿とその後の姿が描かれていくヒューマンストーリーである。

70年の時を超えて私たちは何を知り何を経てきたのだろうか?

1955年と2018年の時を繋ぐドラマという事で1955年は長崎県の端島現在の軍艦島になりますが、端島の歴史は石炭の採掘を目的として浅瀬を人口の島にした島である訳ですが石炭が主流だった19世紀後半から20世紀前半にかけて石炭採掘の為に多くの人が端島に集まりそしてそこで暮らしていた時代がった。1974年の閉山を持って無人島となった訳ですが近代化した鉄筋コンクリート造が建てられたのもこの島が最初だった。

狭い島だったので人口密度は東京以上と何か起きればみんなが知る事になる場所だっただけに住みにくい場所となる事もあったが当時ここで暮らしていた人たちはその後どうなったのかも描かれていく事になる。

そして2018年の東京ではある老婆と青年が時を超えた家族の物語という訳だがまずは当時の端島はどんな場所だったのか?

キャスト




ストーリー




今回は2018年ある老婆がホストの青年を見つけてその青年を端島に連れて行った事からストーリーは始まる。この老婆は端島の誰なのか?そしてこの青年はどう関わるのかはこれから明かされていくが、当時の端島は石炭がまだ主流だった時代には最盛期の時期であり1960年代には人口密度が日本で1番の場所だった。

狭い島だからどうしてもそうなってしまいますが、当時はまだ安全衛生管理が今とは異なり石炭発掘に防塵マスクもなく、石炭を吸い込んで肺を患う人が多かった。それに30度以上を超える過酷な労働環境の中で昔の人は労働していた事実があるだけに当時の人は本当に大変な場所で労働していた事を知る。

端島で生まれて端島で育った鉄平は幼馴染の百合子と大学を卒業して端島に戻ってきた。端島には朝子などと久しぶりの再会を果たすが当時は大卒そのものが珍しくここに戻ってくる事が良いとは考える状況ではなかった。

当時は端島は訳アリの人が行く島という意識があったようだ。本土の大学へ行ったらそういう現実に直面してきた鉄平と百合子がいた。その分鉄平と百合子が大学へ行けるだけのお金を稼げたという事実もあるのですが、それだけ端島で労働するという事はそういう見られ方をしていた。

一方で端島にやってきた人もいる。リナという本土では歌手をしていた人だが行き場がなくこの島にやってきたらしい。そんなリナに鉄平が接する事になりこの島で働くという事は色々な人間関係がある事が描かれていく。

とにかく狭い島なので何か起こればみんな知る事になる。そしてトラブルを起こしたリナはこの島にはいられなくなり去ろうとすると鉄平、百合子、朝子はリナがいられるように粋な計らいをする。それはリナが得意な歌で端島音頭を歌う事だった。リナの歌声で島民たちの心を掴む事に成功した。

そこから鉄平たちによる端島の生活が続いていく事になる。

次回は現代のいづみは一体何者なのか?そして鉄平はこの島でどんな暮らしと役割を担っていったのか?台風が迫った端島の現実に注目だ。






mixiチェック