ストーリー



今回は会社の方針に従えないゆえにリストラとなり会社を辞めた真希だったが、会社に勤めるっていう事はその会社の方針に従いながら働くという事でもあるという事を真希は納得できなかったから辞めたが。ここで真希はわかっていなかったのは世の中自分の代わりはいくらでもいるという事だ。

そして辞めて知る再就職の難しさだ。確かにその会社では通用しても他の会社で通用するとは限らないという事を多くの人が知らないまま転職を考えている人が多い。

私もかつて路頭に迷い再就職に苦労した経験がある訳だけれど、自分の仕事をわかってくれる他社の人がいるなら転職って上手くいくと思うのですが、多くは今持っているスキル及び資格でしか会社は判断しない訳で、前の会社の経験が他の会社で通用するとは思わない方がよい。

ただ業界共通のやり方や操作方法なら転職先で同じツールを使っている場合はその会社のやり方さえ熟知すれば即通用するケースはある。但しその会社にしかないアプリややり方だと他の会社では通用しないと自覚した方がよい。

パソコンだとWindowsを使っている会社ならWindowsを使っている会社に再就職する事が重要で、WindowsではなくMacを使っている会社に入ると操作方法が全然違って全くできないというケースもある。

iPhoneを使っている人がAndroidを使おうとして全くわからないというケースも同じで両方使える人って意外に多くはないと捉える事も重要だ。

新聞記者と言っても記事を書く人は色々いる訳でその人じゃなければ書けない視点というのは意外にありそうでなかったりするから実は難しい。会社の方針に沿いながら自分の考えを出す事もまた新聞記者の腕の見せ所なのだ。それができなければフリーランスの記者をやるしかないが、相当な実力と実績を積まなければ仕事をもらえるものではない。

しかし真希は完璧主義者故にどうしてもすべて自分でやろうとする。それでなかなか助けてと言えない自分がいた。トラコはそういう真希にどう自覚を持たせるかという事と現実を直視させる事に終始したというのが今回だ。

簡単に再就職できると思っていた真希は実際に再就職するには様々なスキル及び資格が必要な事を痛感した。そして完璧であろうするあまり自分を見失っていた事に気づかせた。それが自分はオレオレ詐欺に引っかからないと思っていたが、実際に引っかかったという事は自分で冷静に判断できなくなっている事をトラコは身をもって教えた。

そして真希は自らにできない時には助けを求める事した事で困った時には助けを求める大切さを知ったのだった。印象的なのは母親が取り乱す姿は子供の教育によくないという事ですね。

次回は胃癌の診断を受けた智代はそのお金をどうやって集めるのかをトラコが示していく事になる。果たしてトラコはどうやって大金を確保する方法を示すのか？その方法に注目だ。