28日ドラマ「となりのナースエンド」第8話を視聴した。

今回は澪は橘からオームスの事を伝えられて大河は自身の過去についてなかなか澪に話さない。そんな中猿田に呼び出された晴美、夏芽、相馬は解雇にされると知り澪と大河は院長室へ向かったが3人は解雇されなかった。

しかしその直後火神は澪にオームスの事を説明する為に大河と共にオームスの機械室へ向かったがオームスは相当な精神力がなければ耐えられない事を知り澪は躊躇する。そして唯はオームスについて色々調べていた事も明らかになる。

一方大河の育った施設から子供が盲腸で入院したが母親が手術を許諾しない為に手術ができない。

説得に行った大河と澪だったが母親がどうして応じないのか理由を知り2人は愕然とする。

そんな中で容体は急変し大河は医師免許剥奪のリスクを背負って手術したシーンがメインだった。

ストーリー



今回は澪は橘からオームスの事を聞かされ初めて病院で行われている実験を知る事になる。それを唯が調べていた事も知りオームスと唯の死が関係している事は間違いない。しかし火神院長もなかなか真実を語らずオームスが精神的な崩壊の危険をはらんでいる事を知り澪は自分のその1人の候補だと知る。

一方で晴美、夏芽、相馬に解雇危機が迫っていたが火神は3人をクビにせずはっきりした事も言わなかったために3人は釈然としない。

そんな中で大河が育った施設から少女が入院してきた。施設では面白いお兄さんとなっているようで澪も驚く。そんな大河は酒に酔った勢いで自身の過去を語り出し施設で育った経緯を話した。澪も小さい時に両親を亡くしていたようで境遇はそれほど大きく違わないが、その少女は盲腸で入院したものの手術をする為には未成年の為に親の同意が必要だった。

これも色々考えさせられましたが未成年の子供の場合親権者の同意がなければ例え危険でも手術をする事ができないというこれは色々と考えさせられますね。確かにお金の事について難しい側面はあるとしても救える命を親の拒絶で救えないというのは考えなければならない。

何もできず見殺しにする事が本当に正しいのか?しかも今回のケースでは祖父祖母からの遺産相続がこの子供にされており、母親にはされなかったというイレギュラーな展開となっており、この場合財産目的で子供を見殺しにするという親権が行使されてしまっている。

この場合子供が亡くなった場合は相続はその母親が相続するという何とも理不尽な話だ。命の緊急性を要する場合はその限りではないとしない限り大河のような命を救った医者が医師免許剥奪という危機に直面するという事実を知りこれについては法改正などする必要性を感じる。

安楽死も認められない国が救える命を親の同意なしで医師免許剝奪なんていうのがまかり通る事は許されてはならないのではないか?実際に施設に保母されている子供については児童福祉法に基づく緊急の監護措置という制度があるのだがそれが認められなければ親の同意なしに手術をすれば傷害罪というのは考えさせられる。緊急の事故など救命救急ならそんな事にならないはずだが何とも矛盾する制度だ。

大河はリスク覚悟で手術に踏み切ったがこれが後に大きな問題となるのだった。

次回は緊急手術をした大河に子供の母親が怒鳴り込んできた事から騒動になる。そしてオームスに澪も参加する事を決意する。そして唯の死の真相も明らかになるが果たしてその真相とは?目まぐるしい展開から見逃せない。





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