21日東京五輪サッカー女子1次リーグE組日本対カナダ戦が札幌ドームでリモートマッチとして行われ、1対1で前半5分に先制を許す苦しい展開も後半38分にFW岩渕真奈のゴールで追いつきドロースタートとなった。

試合は前半5分にカナダが右サイドのクロスからFWシンクレアに決められて先制を許す苦しい展開となる。次第にボールを回せるようになるもペナルティエリア内になかなか侵入できず前半は1点ビハインドで折り返した。

後半開始早々の4分にVARによりPKを獲得するも、これを途中出場のFW田中美南が外してしまい同点のチャンスを潰してしまう。なでしこも後半あわや2点目を許したかに見えたがオフサイドに救われて迎えた後半38分に裏に抜け出したFW岩渕真奈がゴールを決めて同点に追いつきドローに持ち込んだ。

これでなでしこジャパンは強豪カナダ相手にドロースタートとなり第2戦でイギリス相手に勝利を目指す。
リモートマッチとなり非常に悔しいスタートとなった東京五輪初日だが、やはり選手たちはこの舞台でプレーを目指してきただけに例えリモートマッチになろうとも遠くから声援が聴こえているのは間違いない。有観客の試合はなでしこにはあるだけに全力で戦い抜きたいところだ。

フィジカルではカナダの方が上だったけれど、やはりパス力では日本が1つ優れていた。しかし強豪カナダ相手にそう簡単にはゴールを割る事ができない訳で初戦としてはかなり厳しい相手だった事は確かだ。

それでも時間が経過する毎に段々パスが通るようになっていっただけに後半になるとなでしこのサッカーは活かされてくるのかもしれない。そう考えると前半は無失点で折り返す事がこれからの戦の課題だ。

5人の交代枠をどう使うのか注目していたが3人の交代だけになったが、初戦という事で気を抜けない相手だけにやはりそう簡単に主力を変えられないという意思表示でもある。

次節はイギリスと対戦する。初戦3対0で勝利しているだけにここで勝利できないとかなりグループリーグ突破は厳しくなる。

全力で日本代表をサポートしていこう!



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