8日東京五輪2020が閉幕した。今大会は新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行した事により1年の延期を経て開催されて7月23日から8月8日までの17日間に渡り前例のないほぼ無観客で開催された。

その中で日本は金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個を獲得し過去最高の更新して開催国としての成果を上げた。

一方でオリンピックの歴史の中で前例のない事が続き、史上初めて1年の延期、史上初めて無観客開催、新型コロナウイルス感染症対策という当初の予定になかった事を対応しなければならず多くの事が手探りとなった。

開催直前まで新型コロナウイルス感染症の感染者が増え続ける中で開催が危ぶまれたが1年半に渡る感染症対策を積み重ねた事により大規模なクラスターを選手及び関係者に出す事なく乗り切り、日本が大規模国際大会を開催する事をできる事を証明した。

しかし無観客になった事により多くの人がこの体験を逃す事となりその代償も大きなものとなった。

これで東京五輪は閉幕し次の2024年のパリへと引き継がれる事となった。

2013年9月に東京でオリンピックが開催される事が決まった時には生きている間に目の前で五輪が観れるチャンスだと思ってここまで生きてきたけれど、チケットも当選し生きている間に五輪が観れる最大の機会を新型コロナウイルスによって奪われるというこれは誰も予想しなかった事態だった。

冷静に踏まえればこの1年国内ではずっと社会活動を継続して、スポーツについても感染症対策を講じた後では有観客でやり続けてきた。大会直前までずっと有観客でやってきただけにこれを海外から来日した人だからという理由で無観客や中止を呼びかけ続けた人たちはこの世界では自分たちはできないという事を言い続けた人たちでもあった。

私もこの1年半ずっと何もわからない所からずっと色々な情報を見て考えて、実際に新型コロナウイルスガイドラインに従ったJリーグの試合、映画館での映画鑑賞などを数多く経験してきた。その中で新型コロナウイルスほど声を出さずにいればリスクは抑えられる事を身を持って感じてきたからこそ、私自身の判断は有観客でも開催できるという結論を出した。

何も対策していない中で開催したならそれは無理ですとキッパリ答える。しかしこの1年半で経験した新型コロナウイルスガイドラインに従ったJリーグの試合、映画館の鑑賞以上の対策をする東京五輪ができないと問われるなら私はキッパリ日本で社会活動をすることはできないと答える。

今の世界の通常の生活をしているとJリーグのような厳しい対応をしている場所は限られておりそれらの対応が全て間違っている事になる。だからこそJリーグ以上の厳しいガイドラインで運用されていた東京五輪は安全に観戦する事ができる運営だったと自負できる。

それを証明してくれたのが宮城県の宮城スタジアムでのサッカーの試合と静岡県の自転車競技だった。どちらの会場ともに問題なく運営され、会場の映像と感染症対策もこれ以上に厳しい対策もなかった。

そうじゃなくても既に国外からの観客受け入れは無くなった訳で、国内限定の観客は五輪に限らず全てのイベントが一律だった。しかし一部の反対者が五輪は危険他のイベントは安全という矛盾な主張を繰り返した事により、大会組織委員会は本当の事を言わなかったが、この状況では選手、関係者だけでなく観客にも危害を受ける可能性があり安全の為に泣く泣く無観客を決断したという事だ。

開会式から集まったデモ隊を見たらあれが有観客だったら危害を加えても何の不思議もないほど過激な人たちで更には命が大事と言いながら1番コロナ対策ができていない人たちだったという事が明かとなった。

私はガイドラインが確り作成されており、これまでの実績で1度もクラスターを起こしていないイベントについては五輪もプロ野球もJリーグも音楽ライブも一律同じ扱いをするという考えなので、その中に地元球団、地元クラブだから地元の人しか来ないという実態を知らない人の主張を何度も聞かされた。

地元の球団だから、地元のクラブだから地元の人しか来ないというロジックはいかに世間知らずなのかを白昼に晒しているようなものだ。それなりの規模の球団、クラブになるとホームでも毎試合県外から駆けつけている。なので地元の人しか来ないというのは間違いだ。

私も主張する方にある人気アイドルグループが来ますけど知っていますか?と言ったら知りませんと言う回答をするほど反対者もまた世間知らずな人も意外と少なくない。

幅広く見る事は私も容易ではないけれど、色々なジャンルが違えどもイベントを開催するという事は基本同じだからだ。その人気度がいかほどのものなのかを調べる事は可能でどれだけの人が集められるか?を知ってお客の傾向を理解すればそれが県内だけじゃない事は理解できる。

平時なら東京ドーム公演3日間15万人という感じだ。

世界から見たら国内スポーツやイベントは有観客でやっているのに五輪だけ無観客にした理由を問われたら私は間違いなくこう答えた。選手関係者及び来場する観客を反対する危険なデモ隊から守る為に苦渋の選択をしたと回答する。それなら海外の人ならどういう事か?と問われればデモ隊はテロと同じだと答えればその意味を理解してくれる。

海外の方がデモ隊の過激度は日本の非ではない事は欧州やアメリカなどは理解している事だからだ。

流石に組織委員会も選手、関係者を守る事は可能でも多くの観客まで守るとなったら困難を極めていた事だろうと十分推測できる事だった。

開幕前には色々な事がありましたけれど、開会式に関わった方が過去に小学生時代に障害者へのいじめの加害者だった事でオリンピックの精神に反すると批判され、10歳の出来事でも許されない事が明らかになり、ユダヤ人大量虐殺の歴史を揶揄したと解任劇があったりと、そういう悪意を持った人たちが過去まで洗い出して潰そうとした事はこの日本では10歳のいじめは50歳でも裁かれ、過去のお笑いは20年以上経ても慈善活動をしようとも断罪されるという現実に直面した。

どちらも20年以上、30年以上前の出来事とはいえ、今の世界は時効すらなくそれすら罪として裁くような状況になったのだと思うと日本は息苦しい国なのだと感じたものだ。

誰もが過ちを経て成長していく事はこの件に触れた海外の記者からも意見として語られているけれど、日本人は世界史を知らないという事が露呈した一件だ。

小山田氏のいじめの件については20代の時に掲載された雑誌に堂々と語られていたという事でそれを四半世紀も放置されてきた日本社会の問題でもあるし、小林氏のホロゴーストについても日本には杉原千畝というユダヤ人を数多く救った人物が40代、50代では学校で学ぶ事はなかった。名誉回復されたのが2000年であり、その後テレビや映画などにもなり知られるようになった。

今の40代以上だと若い時に色々な無茶をしてきただけに特にお笑い芸人ほど危険という事も明らかになっており改めて難しい世界になった。

ただ小山田氏の件については調べれば過去何度も取り上げられていたという事で知る事は可能だったと思うが、小林氏の件については余程のコアなファン以外はとても知るよしのないレベルだ。売れない時代のお笑いライブのたった一コマの事で解任された訳だからこれを組織委員会で知れと言われてもさすがにその手の事に詳しい人物じゃないとまず知る術はなかったと思う。

例えれば地下アイドル時代にやっていた活動を有名になってから知ろうとするようなものだから、地下アイドル時代を知らなければ知る由もないと同じだ。

改めてこれからの人たちにはいじめはしてはいけない事と世界史を学ぶ事で世界を知る事を教えて行かなければならないのだと感じる。

ここまでは始まる前の事であり、競技が始まってからは連日様々な競技に触れてきた。

特に今回は新しい正式競技も登場し、スケートボードの金メダル3つ獲得は衝撃的だったし、この五輪を開催したからこそスケートボードという競技の凄さを知る事ができた。しかも代表選手が中学1年生や10代の選手たちが多かった事だ。10代でも五輪を目指せる競技がある事を示せた事は大きいし、今後次のパリでも期待される。

柔道は個人戦全ての日に金メダル獲得という計9個を獲得した。ここまで獲得するのはもちろん初めてですが、ルール改正により1本を重視する事により日本の1本を狙うスタイルにマッチしたという事だと感じます。

そして不調だった競泳、バトミントンですが、競泳では大橋悠依選手が北島康介さん以来となる競泳で1大会2つの金メダルを獲得した。バトミントンは桃田賢人選手がまさかの予選敗退などメダル1つに終わる誤算はありました。

サッカー女子が決勝トーナメント1回戦で敗れ力の差が開いた事を実感する事になりました。

サッカー男子はグループリーグ3戦全勝で抜け出し、2大会ぶりに準決勝に進出しましたが、準決勝でスペインに敗れて、3位決定戦でもメキシコに53年前の借りを返されてメダル獲得できずに終わりましたが、6試合を戦えた事で世界との差を知れた事は今後の財産になりました。

野球、ソフトボールではソフトボールは13年ぶりの連覇を達成し、侍ジャパンは公開競技だった1984年以来正式競技になって初の金メダル獲得を果たしました。

サッカーと野球については別記事にしてありますのでそちらを読んで頂ければと思います。

この大会ではレスリングが5つの金を獲得する活躍もあり、女子では吉田沙保里、伊調馨の後の川井姉妹中心に4階級を制覇した事はレスリング女子はお家芸である事を示す事ができました。

悲願を果たしたのはフェンシングの男子エペ団体でフェンシング史上初の金メダルをもたらし、ボクシングでは入江聖奈選手がボクシング女子史上初の金メダリストとなりました。

そして卓球も混合ダブルスで水谷伊藤ペアが最強中国ペアを破って悲願の金メダルを獲得したのは印象的でしたし、この大会最も奇跡的だったのはバスケットボール女子が決勝に進出して銀メダルを獲得した事ですね。誰も予想できなかったバスケ女子の決勝進出はそれだけ驚きを持って受け止められたほどです。

色々取り上げたら切りがないのですが、振り返れば金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個を獲得し過去最高の更新した大会となり、選手たち及び関わった関係者及び企業にとっては開催しなければ選手が注目される事もなかったし、知る事の出来なかった選手もいました。

命を守ると言いますが、スポーツも立派に命を守る役割を果たしています。命は感染症や病気だけが命を落とすものではなく、精神的にも追い込まれた時に勇気が出る出来事がある事で生きる希望を持つ事ができる事で命を救う事ができる素晴らしさがあるのがスポーツであるという事です。

特にこの大会はメンタルに関して様々な事で取り上げられましたが、人は体は健康でも心が病んでいると自ら命を絶ってしまう事があるのも人です。

私も生きる希望を失った経験をしており、その時には死にたいと思う事もあったほどです。でもそれを踏み止ませてくれたのがスポーツであり、私が愛する野球でありサッカーであったという事です。

特にこの世界になった事でできないと考える事が増えるようになり、例え感染症や病気になっていなくても生きるのが辛いと思う人が想像以上に多いです。

そういう時だからこそスポーツを通じて生きる勇気を貰う事で失わなくて済む命を救える事を私は知っています。日本の場合はコロナウイルスが原因の死者が1年半で15000人ほどですが、自殺者は1年半3万人を超えます。資料は警察庁の資料を見れば大体の数字は弾けますが、感染症や病気でない人が亡くなるというのは昨年何度も見届けただけに人には生きる希望がなければ生きられないという事を日本では証明している。

開催についての考え方は私は元々延期は2年という考えを持っていたので1年では早すぎるというのは世界史の中でスペイン風邪が終息までに当時の医療技術で3年以上要しているだけに、これが世界規模となれば1年で終息する訳がないのは明白だった。最も2年でもわからないほどではありますので2年でそれなりの状況になるかは現時点で断言すらできない情勢です。

それでも私の中では延期の選択肢はあっても中止の選択肢はありませんでした。日本の戦争が原因で開催権を返上した81年前とは違ったからです。通常開催権は自らの非がない限りは返上する必要がありません。実際に日本は世界で唯一社会活動を継続してきた国であり、1年以上有観客で試合をやってきたという自負がありました。仮に1年で開催するとなってもできる根拠は十分感じていましたし、実際に0は当初から無理という事を踏まえてもできる事を証明した事は世界に対して開催できる国である事は示せました。

残念ながら色々な要因があり無観客となり私が持っていたチケットは無効となり生きている間に生で夏季五輪を観る事はまずなくなりました。次にあるとしても半世紀後もしくは1世紀後になるでしょうから多くの人は生きている間にこの目で再び日本で夏季五輪を観る事はないという事です。

それでもこの経験をした選手、スタッフ、ボランティアの人たちはレガシーとして語り継いでいく事になるだけに何時の日か再び日本で五輪が開催できる事があればその時は有観客で未来の人たちが私たちの経験できなかった経験をしてほしいと未来に願います。

最後になりますがこの東京五輪を開催された事は本当に良かったと思います。中止にしていたら日本は間違いなくできない国と言われずっと後悔し続ける事になったと思いますし、開催したからこそ外国の方々に日本の開催能力、日本の素晴らしさを知って頂けた。

開催した事で多くの選手の人生が変わり、多くの関わった人たちの人生が変わりました。開催を決断する事ができなかったらそういう人たちの人生を変える事はできなかった事も忘れてはいけません。

日本人では当たり前でも外国の方々には当たり前じゃない事もたくさんあった訳で、その中で日本の素晴らしさを発信して頂けた事はこれまでの大会にはなかった事であり、選手たちが日本の素晴らしさを紹介してくれた事を感謝します。

選手たちの活躍は本当に素晴らしかった。そして世界の選手たちの皆様素晴らしいプレーをありがとう!今後もこの世界で共に生きよう!そして次のパリで再び世界の選手たちのプレーが観れる事を楽しみにしています。