23日ドラマ「テセウスの船」第6話を視聴した。

今回は松尾紀子が木村さつきに殺された。その木村さつきから脅されていた鈴は木村さつきがどうして鈴を脅したのか?犯人が別にいるなら普通そんな事をしないのに犯人は木村さつきではないかと木村さつきの下へ向かうも木村さつきも既に殺されていた。

再び謎めいてしまった事により事件は振出しに戻るが、小太りの男というのが防犯カメラに写っていたという事で心は今度は当時小太りの男を頼りにして探していると田中正志という人物に辿り着いた。その田中正志から事件を聞き出そうとしたが既に田中正志も殺されており、逆に心が捕まってしまうが、由紀に助けられた。

そんな心の下にENDという絵が届き心は犯人からの最終通告である事を感じ命を懸けても犯人を突き止めようと由紀に前世の事を伝える。そして心は慰霊碑の前に再び向かうもそこには来るはずのない車いすのみきおがどういう訳か現れる。

そして心は次の瞬間みきおにまさか襲われるも真犯人はみきおである事が判明し殺される寸前にみきおはどうして殺したのか小さい時のみきおに聞いてみなというセリフを残して去った後に心は再び事件2日前に戻るシーンがメインだった。


ストーリー



今回は松尾紀子が殺され、そして木村さつきも殺されるという衝撃的な展開が続いた。犯人を見たそして知っている声という手掛かりしかなかった訳だけれど、少なくてもこの時代に生きているという事は未来を先回りできるという事を意味する。

心の鈍感な行動力を全て先回りする犯人に対して心は翻弄され続ける。そんな中で由紀と共に事件を追う心だったが、そこで浮上したのが木村正志という当時心が救った人物の息子だった。

しかしそんな木村正志も殺された事でさらに心が犯人と怪しまれる事になる訳だが、これを救ったのが由紀だった。由紀のおかげで救われた心だったが、その直後に木村さつき名義である絵が送られてくる。これは心に対する最後通告だった。しかし心はこの事件を終わらせる為に1人で慰霊碑の前へ向かう。

そしてそこに現れたのは鈴と共にする車いすの木村みきおだった。最初はどうしてここに来る事ができたのかわからなかったが、そこで全てが明らかになる。犯人は木村みきおだった。当時わずか小学4年生という年齢でだ。

にわかに信じられない事だが、この事で争った心はあの時代の自分に聞いてみな?という言葉を残して再び心は31年前の事件2日前へタイムスリップする。

そこで心は目を覚ましたらそこでみきおは心が持っていたレコーダーを聴いていた事により誰を殺せば良いのかがハッキリするのだった。

言うまでもないが過去に戻って当時のみきおがその事を知ったなら当然誰を殺せばよいのかは一目瞭然であり、未来を知る10歳のみきおは当然その為の行動を起こす訳だ。問題は10歳の子供がどうしてこんな21人を殺す犯行を起こすような事をしたのか?

ただ10歳の子供がここまで未来を見通して犯行が行えるものなのか?と考えるとみきおはある種のサイコパスだったからできた事件でもあるだろうし、逆に言えば大人たちはだれもみきおを犯人と考えなかったのはわからないではない。まさかそんな10歳の子供が21日も殺す事件を起こすなんてどう考えてもおかしいと思う訳で黒幕がいるのかどうかだ。

次回は過去に戻った心だったが既に未来を知ったみきおは心を殺すために心の母親和子の命を狙う。果たして和子の命を心は守れるのか?その展開から目が離せない。






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