1日サッカー天皇杯2017決勝セレッソ大阪対横浜Fマリノス戦が埼玉スタジアム2002で行われ、

延長戦まで持ち込まれ、2対1でセレッソ大阪が社会人時代のヤンマー以来となる43年ぶり4度目の天皇杯制覇を果たしACL本戦出場を決めた。

試合は前半8分に横浜がFW伊藤のゴールで先制すると、横浜自慢の守備陣がセレッソにゴールを許さず前半を折り返した。後半セレッソは横浜ゴールに襲い掛かると後半20分MF山村のゴールで同点に追いつき90分で決着が付かずに延長戦に突入し、延長前半5分セレッソはMF水沼の勝ち越しゴールが決まりそのまま守り切りセレッソ大阪が今シーズン2冠となる天皇杯制覇を果たした。
これでJリーグの2017シーズンが終了しロシアW杯イヤーに突入する。

営業収入当時15億程度だった鳥栖をリーグ5位に導いた 尹晶煥監督の手腕を如何なく発揮されたシーズンの最後は2冠という結果に終わった。リーグ戦も3位という事でACLプレーオフ出場権は得ていたものの天皇杯優勝で本戦出場に繰り上がった。

昇格したクラブがタイトルを獲るのはこれまで柏、G大阪が昇格即リーグ優勝という結果もあり、2冠以上となると2014シーズンの3冠以来になる。ガンバ大阪の場合1シーズンのみJ2で戦ったが、セレッソの場合は2シーズンJ2で戦っているのでそれを差し引いても戦力がそれなりに揃ったとはいえいきなり2冠とリーグ3位は尹晶煥監督の手腕によるところが大きいだろう。

選手だけを見れば十分タイトルを獲っても何の不思議もないメンバーが揃っている訳でこれまで個性派集団をコントロールできなかった監督が続いた事で低迷した訳だが、尹晶煥監督程の監督が指揮すればこれだけの結果を出せると証明したと言える。

これで2017シーズンは終了し明日から2018シーズンになる。それぞれのクラブはこれから戦力を再構築して挑むわけだけれど果たしてどんなドラマが待っているのだろうか?2018シーズンも目が離せない。



mixiチェック