29日大河ドラマ「花燃ゆ」第13話を視聴した。

今回は新婚早々江戸へ旅立った玄瑞は江戸で幕府の動向を伺っていた。

そんな中萩では異国から入っていたコレラが流行し、

当時の医学ではどうする事もできない状況であった。

そんな文は母を亡くした少女に読み書きを教えていた。

そんな中江戸では幕府の大老井伊直弼が

アメリカとの日米通商条約を帝の許し無く締結した事で

攘夷運動が激しくなるきっかけとなった。

これに松陰も黙っていられず意見書を提示するも、

あまりにも過激な内容に伊之助は危機感を覚えるも松陰の考えは理解していた。

そんな中松陰たちはこのまま戦うのではなく戦える術を考え始める。

そんな中で松陰たちは爆弾の実験を行ったシーンがメインだった。
ストーリー

新婚早々、遊学のため江戸に旅立つ久坂玄瑞を見送った文。

寂しい気持ちを抱え、手紙をしたためながら夫の帰りを待つ。

しかし、玄瑞からの返事は来ない。

そして、文が切り盛りする松下村塾には、

一風変わった塾生・小野為八がやってくる。

小野は、長崎で西洋式の砲術を学んだ人物で、

爆弾の作り方を吉田寅次郎や塾生に力説する。

その頃、文は一人の少女と出会う。少女の母は、

外国船から流入し猛威をふるっていたコレラにかかり、瀕死の状態だった…。

以上NHK大河ドラマ「花燃ゆ」HPより


今回は新婚早々玄瑞が江戸へ行き情報を探っている中で

萩ではコレラが蔓延し始めていた。

この時代異国から入ってくる事に対して免疫がないのは

仕方ない事ではあるんだけれど、

これまで殆ど中国やオランダとしか貿易をしてこなかっただけに

対策がないのはある意味仕方ない。

故にこの時代の日本が仮に外国と戦ったところで

勝てる訳がないのは自然の流れではあった。

そう考えるとここから50年後にロシアと戦争して勝利するんだから

いかに近代化の速度が速かったのかというのが解る訳ではある。

わずか50年で西洋の技術を吸収した訳だからね。

それを実際によく理解していたのが皮肉にも井伊直弼であった訳だけれど、

一国を預かる大老として朝廷の意向を聞いている場合じゃなかったのは仕方なかった。

ここで日米通商条約を結ばなかったら間違いなく

日本はアメリカの植民地と化していただろう。

それだけアメリカが一国として認めてくれていたのは

アメリカの器量の広さだったというべきだ。

しかしこの時代そんな先を見据えた者が多くなかった訳で、

この決断で攘夷の機運が高まる事となる。

松陰もまた異を唱えながらも今のままでは異国と戦えない事は十分理解していた。

そんな中で京都へと向かった玄瑞は晋作から江戸へ戻れと忠告される。

まあ無理もないが松陰が蟄居を命じられただけに

それだけは避けたかったのは間違いない。

そんな中松陰たちは異国と戦えるように爆弾の実験を行い始めて

自分たちも戦える武器を持とうとしていたのだった。

次回は松陰の出した意見書で松陰たちは窮地に追い込まれる。

井伊直弼がついに安政の大獄を実行に移す。

果たしてこの窮地に松陰たちはどう向き合うのか?

その大獄に注目したい。

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