4日スタートの大河ドラマ「花燃ゆ」第1話を視聴した。

このドラマは吉田松陰の妹杉文の視点から明治維新から

日露戦争へ向けて激動の時代を観て行くストーリーである。

大河史上ここまで無名の人物を描く事も珍しいが、

多くの人がどうやって見て行けば良いのか困惑しながらのスタートとなった。
この作品で大河レビュー7シーズン目に突入した訳ですけれど、

これまで長い大河ドラマの歴史の中でここまで無名の人物を描くのは

おそらくこれが初めてという位だろう。

確か過去に現代劇を数回やっている中での無名はあったと思うけれど

それを差し引いてもここまで無名な人の起用はさすがに観る方も困惑しながら

1年を迎えたと思う。

それ故スタートからこれまで有り得ないほどTwitter、Facebookで

怒涛の宣伝活動を行っている訳だからさすがにそれだったらどうして選んだ?

と言いたいところではあるが、

Wikipediaですらこの大河発表前まで人物像すら載っていなかったという位だから

相当な歴女でも知らない人物である。

唯一言える事は彼女が吉田松陰の妹というのが1番わかり易いという事だ。

吉田松陰はさすがに教科書にも載っているし、

安政の大獄で処刑された人という位は知っているので

吉田松陰を中心に描けば良いと思うが、

文の人生が長いために吉田松陰はわずか10話ぐらいで

退場となってしまうだろうからある意味どの視点で観ればというのはある。

長年大河レビューしている人すら今回見送るという位なので

私も果たして50話レビューできるのか?というのがある。

映画やスペシャルドラマなら1回で無理やり書きますけれど、

50話となるとね・・・

そんな困った題材を料理しながら手さぐりでレビューしていく事になるだろう。

キャスト

杉文演じる井上真央

吉田松陰演じる伊勢谷友介

高杉晋作演じる高良健吾

小田村伊之助演じる大沢たかお

杉寿演じる優香

久坂玄瑞演じる東出昌大

他多数のキャストでストーリーが進行する。


ストーリー

嘉永3年(1850)、萩。杉文は下級武士の娘。

大好きな兄の吉田寅次郎は若き兵学者として期待を集めていたが、

遊学して世界情勢を知るにつれ、日本の未来に危機感を募らせる。

そのころ、文は小田村伊之助と運命的な出会いを果たし…。

以上NHK大河ドラマ「花燃ゆ」HPより


今回は松陰の妹文は杉家の厳しい躾を受けながら毎日を暮していた。

この時代父のいう事は絶対という時代であり、

何かあれば打たれるのは当たり前の時代だった。

従わぬは体罰という時代なのでこれは時代をよく理解しないといけない。

そんな中で文は運命的な出会いをする。

それは後に楫取素彦となる小田村伊之助だった。

小田村伊之助は後に文の姉寿と結婚するのだが、文はまだそんな事を知らない。

そんな中松陰は長崎へ出向いて西洋の事情と学問を学ぶためには

外に出ないといけないと悟って長州に戻った。

一方小田村伊之助もこのままでは何もわからず何も知らずでは

西洋に対抗できないと江戸でさらに学びたいと思っていた。

そんな中小田村伊之助が幕府が禁じた書物を落としてしまい、

それを文の弟が拾った事で文はその前に小田村伊之助と会った事を思い出し、

再び返そうと元の場所に戻ったがそこにはおらず、

小田村伊之助の言葉を思い出しその場所へと向かうが、

そこで叔父に見つかってしまい、こっ酷く体罰を受けるのだった。

それを知った寅次郎(松陰)は自分と同じ考えの持ち主がいる事に

感銘を覚えて翌日この事を集まった塾生の前で今のままではいけない!

もっと相手を知り学ばなければならないという事を述べて

同じ本が存在する事をここに公表し、

文に呼ばれた小田村伊之助は寅次郎の言葉を受けて歩み寄りこの場は収まった。

これを知った藩主毛利敬親はこれを許し

寅次郎の申し出により江戸への留学を認めるのだった。

これをキッカケに文の人生は大きく動いていくのだが、

文の視点から描くのはさすがに無理があるかなと思うんですよね。

この時代の主役の引き立て役というなら

この流れはあまりにも不自然になりそうなんですけれど、

1話を見終えて割り切るのはこの時代の主役たちを追いながら

文を描くしかないという事ですね。

この時点で正直文を描きようがないという事ですが、

残り49話をどうレビューしていくべきかは書きながら見つけたいと思います。

次回はいよいよ江戸へ出た寅次郎と伊之助はそこで運命の人たちと出会います。

果たしてその出会いでどう変わっていくのか?

その出会いに注目だ。

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