今年も残すところあと1日となりました。

今年は2月に北京冬季五輪、11月〜12月にサッカーカタールW杯と忙しい1年となりましたが、コロナ渦は続くもののそれぞれの日常を取り戻してきた1年となりました。イベントにもそれなりにいけるようになってきて声もマスクをしながらですが可能になってきた中で日常を取り戻してきました。

そんな中で色々な事があった1年を振り返っていきます。

野球記事



MLBでは大谷翔平が2年連続で凄い成績を残したシーズンでしたがアメリカの人たちにはあれが普通という感覚マヒを起こしてしまった為に昨年より凄い記録なのに評価されないシーズンとなってしまいました。

来季は今年以上の活躍をして文句なしの評価を受けるシーズンになってほしいですし、何よりWBCがあるので大谷翔平が日本代表として活躍する姿にも注目しています。

そしてNPBでは巨人が全くいいところないシーズンとなり不祥事もあり悪い話題しかありませんでした。

日本シリーズは2年連続で東京ヤクルト対オリックスとなり今回はオリックスが3試合勝ちなしから4連勝と1989年の巨人以来となる3試合勝ちなしからの4連勝で昨年の雪辱を果たしました。

東京ヤクルトは村上宗隆選手が2004年の松中選手以来となる3冠王となり、ホームランで王貞治氏を抜いて56本を放ちました。

サッカー記事





まずはサッカー日本代表ですが、グループリーグでドイツ、コスタリカ、スペインと過去6大会を含めても史上最も厳しい組み合わせとなり下馬評ではグループリーグ敗退濃厚と言われていた中で、初戦のドイツに2対1と逆転勝ちで勝利すると、コスタリカに0対1で敗れてスペイン戦に勝利しなければ決勝トーナメント進出はできないという厳しい状況の中で再び1点ビハインドから2ゴールで逆転勝利で世界を驚かす1位での決勝トーナメント進出を果たしました。

私が生きている間に優勝経験国に1度ではなく2度も逆転勝ちをするなんて夢にも思わなかっただけに日本も戦い方次第では優勝経験国に勝つ事ができるという事を証明したW杯になりました。このW杯でPK戦を除く120分以内で優勝経験国に2勝以上したのは日本のみでしかもW杯史上前半にビハインドから2試合逆転勝ちをした国は日本が52年ぶり3か国目というそれだけ衝撃的なドイツ、スペインの勝利だったという訳です。

仮に決勝まで行けた場合日本は優勝経験国と5試合も戦っていた事になりどの国が辿っても決勝まで行くのは厳しい相手だったという事です。それでもW杯で優勝経験国に勝利できる事を証明できた事は日本を次のステージへ行ける可能性を示した事になりますし、次の大会ではより上を目指していく事になります。その為にも1人で多くの選手がビッククラブのレギュラーを目指してほしいと思います。





サッカーJ2アルビレックス新潟は今シーズン5年間戦った厳しいJ2でJ1昇格とJ2優勝を果たしました。シーズンスタートは新型コロナウイルス集団感染から始まりましたが、この経験がその後の戦い方に大きな影響を与える事になり誰が出場しても戦えるチームとして誰が欠場しても戦えるようにシーズン序盤はターンオーバーしながら選手を起用し続けました。

その効果が表れたのが4月〜5月の5連戦とその直後に再び襲った新型コロナウイルスの感染者で主力選手の離脱を余儀なくされた時に若手がこの窮地を救っただけに最後まで選手たちの競争で1人1人が成長していきました。

途中で本間至恩選手がベルギーに移籍し、高木善朗選手が負傷離脱して苦しい時期もありましたが、トーマスデン選手が復帰し、小見洋太選手と三戸舜介選手の2人が2人の分も埋める活躍で乗り越える事ができました。

10月8日のJ1昇格を決めた試合では3万3千人がこのスタジアムでJ1昇格の目撃者となりこれからJ1昇格を経験した事をこれからの人たちに受け継いでいくことになります。

来季はJ1での厳しい戦いが待っていますが3年で構築したアルビスタイルでJ1で戦える事を証明していきます。





サッカーJ1浦和レッズは今シーズンACLでの戦いがあった事もあり厳しい日程を戦い続ける事になりました。リーグ戦は前半戦で15位と大きく躓いたものの、ACLではグループリーグを突破し、決勝トーナメントを勝ち抜けて準決勝では後半アディショナルタイムにキャスパー・ユンカーの起死回生の同点ゴールでPK戦に持ち込んでPK戦に勝利して3年ぶりの決勝進出を果たしました。

残念ながらリカルド・ロドリゲス監督は今シーズン限りで退任する事になり、マシエイ スコルツァ監督が新たなる監督として就任しました。今季の浦和は故障者に泣かされ続けてきただけに攻撃陣は殆ど決める事ができずに戦い続けたという印象でした。

新外国人もモーベルグの合流が遅れた事や、その後加入したシャルク、リンセンが全く稼働できずに終わっただけにシーズンオフに興梠は復帰しましたが、ユンカーが移籍するという情報が流れておりFWはどうなるのかわかりません。

来季はACL決勝がまず最大のミッションとなるので4月までに戦い方を構築していかなければなりませんが、マシエイ スコルツァ監督がどのようなシステムを組んでどのような戦術で戦うのか現時点では未知数です。

来季はまずチーム作りと戦い方から作り直す事になります。



今回のW杯ではアルゼンチンが1986年以来となる3度目のW杯王者となりました。決勝ではフランスと対戦して120分の戦いで3対3とW杯史上に残る名勝負となっただけにPK戦でアルゼンチンが決めた時には喜びが大きかった大会でした。

そしてこの大会のサプライズにアルゼンチンの優勝以外にもモロッコのアフリカ勢初の4強入り、クロアチア3位、そして日本がドイツ、スペインに2試合とも逆転勝利とW杯史上3か国目の快挙が取り上げられました。日本がやった事はW杯史上でもドイツ、ブラジルしかやっていない偉業だった訳で日本がようやくW杯で優勝経験国に勝てる事が証明された大会となりました。

スポーツ記事





東京五輪からわずか半年後に開催されるという異例の大会になりましたが、同じ年に同時開催されていた1992年までは冬に開催し夏にも開催されていた事もあり30年ぶりの間隔での開催となりました。

しかし新型コロナウイルスによる規制で日本以上に厳しい体制と言論の自由がない事もあり色々な制約がありました。それでも大会は選手たちが主役なので選手たちの活躍は冬季五輪史上日本勢はメダルを18個を獲得し平野歩夢選手が冬季五輪史上初の3大会連続銀メダル以上となる金メダルを獲得して日本勢の活躍がありましたが、物議はロシア選手によるドーピングにより世界は大きく取り上げられた事にあります。

大会終了後にはロシアがウクライナに戦争を開始した為にロシアへの不信感はぬぐえないものになり、戦争後ロシア選手の国際大会からの排除は決定的となりました。

中国とロシアの関係もあり改めて中国やロシアでこういう大会を開催する事は今後適さない事は確実になったと言えます。スポーツにも戦争の影を落とす事になっただけに五輪が平和の祭典という役割は今後も担えるのでしょうか?

この1年冬季五輪にサッカーW杯に数多くのイベントが続きましたが、来年もWBCワールドベースボールクラシックが6年ぶりに開催され、サッカー女子W杯、ラグビーW杯、そしてパリ五輪予選が始まります。どんなドラマが待っているのか来年も楽しみです。



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