相続問題をテーマにした作品ですけれど、遺産相続ほど骨肉の争いと言われるほど難しい問題もない。良好な兄弟や両親だったとしても遺産相続で揉める事は珍しくない。

そんな遺産相続に関わる事件に相続探偵が事件解決を目指していく。

果たしてどんな骨肉の争いが待っているのだろうか？

キャスト




ストーリー




今回は灰江七生は遺産相続を扱わせたら天下一品という探偵でアシスタントの医大生三富令子、元警視庁科捜研のエース・朝永秀樹と共に遺産相続事件に挑んでいく。

遺産相続問題の多くは骨肉の争いになる訳だが、案の定最初の事件は大物ミステリー作家が残した遺産を三姉妹と秘書とお手伝いさんで争われる事になる。

三姉妹は多額の遺産を3等分してほしいという意図もあり、秘書は独り占めしようとし、お手伝いさんは無縁だったが、遺言書には動画で語られておりその内容は相続担当の弁護士が読み上げて相続人は秘書に全ての財産を贈与すると記載されていた。

これはおかしいと三姉妹は訴えるがそこで灰江は調査を開始してこの動画から不審な部分を見抜いていく。亡くなった作家は生前に灰江に様々な事を託していたが、その中で作家が暴行を受けている痕跡がある事を突き止めて、更に動画から目が向いている方向に着目する。

そして灰江は撮影された部屋を確認すると花瓶の中に遺言書がある事を突き止めてそこには相続はお手伝いさんに贈与するという記載があった。残りは寄付するという話となっており秘書が作家を脅して無理やり書かせていた事が判明し、秘書の目を盗んでその後に書いた遺言書が有効となった。

これにより作家の遺言通り遺産はお手伝いさんに渡る事になったのだった。

遺産を受け取れなかった三姉妹は遺産の代わりに作家が残した三姉妹をモデルにした探偵小説を残したのだった。

次回は後妻業の女の悪事を暴く！果たして灰江はどうやって後妻業の女の悪事を暴くのだろうか？その悪事に注目だ。