7月17日スタートのドラマ「そして、誰もいなくなった」を視聴した。

このドラマはある日突然個人番号を何者かに書き換えられた

システムエンジニアが自分の存在を取り戻すために

事件の謎に挑んでいくストーリーである。

個人情報が叫ばれて久しいが、

マイナンバーが発行された今他人事では済まされない問題が

目の前にある事を突きつける作品となるだろう。
マイナンバーが交付されてそれほど経過しないものの、

今後マイナンバーがないと色々と面倒なケースが起きるのも事実であり、

そういう問題がこれから起きる中で未来を予言したドラマである。

今の時代個人情報は簡単には教えられない時代となっており、

下手に情報を教える事はできない。

そんな中でこのようなドラマが描かれていく訳だけれど、

今回の主人公はシステムエンジニアとして個人情報を検索できて、

さらに削除もできるソフトを開発した開発者でもある。

しかしそのソフトによって自分が消されることになろうとは思いもよらなかった訳であり、

そこからどうして消される事になってしまったのか?が描かれていく。

果たして個人情報を取り戻す事はできるのだろうか?

キャスト

藤堂新一演じる藤原竜也

小山内 保演じる玉山鉄二

倉元早苗演じる二階堂ふみ

日下瑛治演じる伊野尾 慧

五木啓太演じる志尊 淳

斉藤博史演じる今野浩喜

偽・藤堂新一演じる遠藤 要

西野弥生演じるおのののか

君家砂央里演じる桜井日奈子

長崎はるか演じるミムラ

馬場演じる小市慢太郎

鬼塚孝雄演じる神保悟志

田嶋達生演じるヒロミ

西条信司演じる鶴見辰吾

藤堂万紀子演じる黒木 瞳

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

藤堂新一は、ネット上に拡散した画像などのデータを消去することができる

画期的なソフト「ミス・イレイズ」を開発した優秀な研究者だ。

結婚を決めた恋人・倉元早苗を母・万紀子に紹介し終えたばかりで、

すべてが順風満帆だった――。

そんなある日、会社から突然

「お前は藤堂新一を名乗って潜り込んだ偽物ではないか?」とあらぬ疑いをかけられる。

会社では、国民一人一人に割り振られた13桁の

"パーソナル・ナンバー"の登録が義務付けられており、

そのナンバーの持ち主が数日前婦女暴行事件で逮捕された

同姓同名の男・藤堂新一という全く赤の他人のものだと告げられ、

新一は身元不明の存在として自宅謹慎を命じられてしまう。

総務省に勤める大学時代の友人・小山内保に相談した新一は、

自分の存在を証明できるデータがどこにも存在しないことを知らされる。

この不可解な事件の手がかりを探すため、

大学時代を過ごした場所であり、

ニセ「新一」が拘束されているという新潟へ向かった新一は、

友人の長崎はるか、斉藤博史らの協力で、

自分がパーソナル・ナンバーを乗っ取られる「なりすまし」の被害にあっているのだと知る。

そして新一は自ら開発した「ミス・イレイズ」でニセの「新一」の本名とデータを、

ネット上で探し当てることに成功。

自分がなりすましの被害にあっているという動かぬ証拠を手に入れた新一は、

新潟を後にし、バーテンダー日下瑛治が経営する行きつけのバーで

小山内と祝杯をあげる。

だが、この先にはまだまだ恐ろしい事態が

彼を待ち受けていることを誰も知る由も無かった――。

以上日テレそして、誰もいなくなったHPより


今回は突然個人情報が別人となっていた藤堂新一は突然訳もわからず自宅謹慎となる。

新一はある時期に新潟で過ごした事があるらしく。

別人の新一はそこでなりすましされて事件で逮捕されていた。

この偽新一が何者なのかこの時点では何もわからない。

新一は婚約者の倉元早苗と結婚する予定であったが、

現状戸籍に藤堂新一が存在せず新一は存在しない事になってしまった。

これは無戸籍問題で色々取り上げられているけれど、

生後300日以内の子供が前夫の子供とする民法の規定があるために

実の父親の子とできず出生届を出さないケースがある。

その場合その子供は戸籍がなく、

小学校や中学校へは行けるらしいがあらゆる証明するものが

作れないという状況に置かれている。

無戸籍だと結婚はおろか免許証、住宅を借りる、保険に入れない、カードを作る。

口座を開設するなどの事が何もできない。

故に付けるのは限られた職種だけという保険も適用されない人生を送らなければならない。

戸籍を作るためには母親の前夫の承諾が

必要とハードルが高すぎるために前へ進めないという事だ。

マイナンバー制度になればさらに無戸籍の人は窮地に追いやられる可能性があると言える。

マイナンバーは本来戸籍が前提ですからね。

そんな状況に追い込まれた新一だったが、

新一は色々な事に詰めが甘くシステムエンジニアとしては致命的な欠点も持っていた。

そして何より人を信じすぎる点も良くない。

これにより新一は色々な面で窮地に追い詰められていく。

新一はこれによりカード、携帯などが使えなくなり、

新潟もやっとの思いで行ったものの、そこで事件の詳細を知り、

なりすましの人物も特定された。

しかしこの人物の情報も消されてしまいさらに窮地に追い詰められていく。

頼れる人物皆が怪しく見える中で新一は警察にも追われる存在となっていくのだった。

とにかく登場する人物みんな容疑者に見える作りは非常に面白いし、

逆に犯人に辿り着くまで色々な事がありそうで面白い。

次回は手がかりを消された新一はある弁護士と対面する。

しかしその直後何者かに拘束されてしまう事になる。

果たして新一はどうなっていくのだろうか?

スリリングな展開から目が離せない。

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