19日ドラマ「それってパクリじゃないですか?」第2話を視聴した。

今回は地財部に異動になった亜季は何もわからないところから知的財産権を学び始めた。

そんな時に月夜野ドリンクの主力商品『緑のお茶屋さん』と名前もパッケージもソックリなチョコレート『緑のおチアイさん』が発見されて社長はその会社を訴えると出た。

その会社に行くと亜季は情に流され許してあげてという気持ちになるが北脇はそれがどういう事なのかわかりますか?と亜季に問う。

そんな中で亜季の親友のゆみが展開するオリジナルブランド『ふてぶてリリイ』に他の会社に商標登録されている事が判明し警告を受けていた。

知的財産権を学び始めた亜季はそこで何時その商品が販売され認知されたのかを調べる必要があると話してゆみを救った。

そんな経験をして亜季はやっぱり訴えるべきだと考えを変えるが、接するとなかなかそう貫けない。その会社は地域に根付いており、慕われていた事で北脇は色々と考える中でこのまま訴えると会社の評判をお互いに落とす事になり知名度に傷がつくと話して業務提携を持ち掛けて月夜野ドリンクはチョコレート『緑のおチアイさん』を業務委託する事で自社にもパクった会社にも傷を受けない形で決着させたシーンがメインだった。
ストーリー




今回は月夜野ドリンクの主力商品『緑のお茶屋さん』と名前もパッケージもソックリなチョコレート『緑のおチアイさん』というお茶とチョコレートの違いだがパッケージが連想されてしまう為にこれは明らかな知的財産権の侵害という事になる。

これは著作権を理解していれば解り易いけれど、著作権は個人で楽しむ限りはその限りではないというように金銭を得ないもしくは違法(違法ダウンロード等)に手に入れない条件を満たせば個人でコピーなどする事は可能だ。

しかし商標になるとこれが違いチョコレート『緑のおチアイさん』は金銭を得ているのでこの時点で侵害となる。

私もSNSで自分が撮った写真があるけれど、これも結構難しくてそのガイドラインに基づいて撮る必要があるのだが試合などスタジアムの場合は映像で残る事を前提とされており応援する姿については試合の一部として扱われる。

その写真について断りがあれば使う事については本人が承諾すれば著作権使用を認めるという事になるのだが今回は完全にそれもない訳でライセンス料を徴収して今後使用を認めないという形へと動こうとしていた。

しかし色々とその会社に亜季が触れていく事によりそれが必ずしも良いとは感じられずに何とか許してあげられないものかと心が揺れる。

ただ会社というのは色々な利益を得る為に商標登録されている訳であり、それに対して情で許したらその会社は倒産しかねないという事だ。

勿論侵害した会社も倒産危機になるが、ここでこの会社が地域に根付いた会社という評判があるとこれがなかなか難しくなることも今回描かれた。

確かに訴えるのは簡単だが、そこから長きに渡る攻防が繰り広げられて結果訴えた方も評判を落とす可能性すらあり結果訴えた事で会社の業績が低迷するケースもあるという事だ。

人々はそういう商標について疎い側面があるからその側面について考えされられるシーンでもあった。

そこで北脇が出した案が月夜野ドリンクが業務委託する事で販売製造を認めるという事だった。それなら売り上げの何割かを貰い委託料を支払う事で成り立ち月夜野ドリンクもその会社も傷つく事なく共存できるという考え方だった。

全てを訴えればよいという訳ではない事を学んだのだった。

次回は月夜野ドリンクは新たなる商品開発をしていくが、そこで成分で大きな壁に直面する。果たして商品開発は無事にできるのだろうか?その商品開発に注目だ。





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