4月21日スタートのドラマ「集団左遷!!」を視聴した。

このドラマは池井戸潤原作の集団左遷をドラマ化した作品で、既に廃店を決めた銀行の支店長に左遷された行員が絶対不可能と言われるノルマを達成する為に僅かな望みを掛けて頑張る一発逆転ストーリーである。
銀行もこれからの時代に人員削減が増える中でいかにして生き残るのかを考えさせられるドラマとなるだろう。

平成最後にスタートしたドラマはこれから起きる銀行再編の現実を描いていくが、銀行が統合してしまうと当然同じ場所にある銀行は無くさなければならない。問題はどちらを無くすかだけれど、これが想像以上に難しいという事だ。私も地元も銀行再編で支店が統合されるので支店は統廃合される事になっている。その中で考えるとこのようなドラマが現実に迫っている事を知る機会になるだろう。

そんな状況に立ち向かったリストラ候補だった支店長は果たしてどうやって頑張り一発逆転をねらうのだろうか?注目していく。

キャスト

片岡 洋演じる福山雅治

真山 徹演じる香川照之

滝川 晃司演じる神木隆之介

木田 美恵子演じる中村アン

平 正樹演じる井之脇 海

花沢 浩平演じる高橋和也

横溝 厚男演じる迫田孝也

三宅 庄司演じる増田修一朗

宮田 学演じる谷口翔太

藤枝 薫演じる橋本真実

藤田 秀樹演じる市村正親

鮫島 正義演じる小手伸也

青島 憲二演じる赤堀雅秋

鈴木 将之演じるパパイヤ鈴木

片岡 裕太演じる絃瀬聡一

宿利 雅史演じる酒向 芳

南口 優演じる橋爪 淳

郷田 成道演じる津嘉山正種

片岡かおり演じる八木亜希子

真山 有里演じる西田尚美

梅原 尊演じる尾美としのり

横山 輝生演じる三上博史

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

大手メガバンク・三友銀行に勤めるごく普通のサラリーマン・片岡洋はある日、蒲田支店の支店長の昇任人事を受ける。50歳を前に突然の出世に喜ぶ片岡だったが、実はその人事には裏があった…。

徹底した合理化を目指す常務取締役の横山輝生から「半年以内にノルマを達成しなければ蒲田支店は廃店」と告げられる。さらに「廃店が決まっているから頑張らなくていい。無事廃店になればあなたの身は本部が保証する」と言われるのだ。

頑張らない、ノルマは達成しない、廃店の決定を待つ…はたして本当にそれでいいのか!?

そしていよいよ支店長としての出勤初日、朝礼で着任の挨拶もそこそこに蒲田支店が融資していた会社の社長がいなくなったと連絡が入る。融資額が5000万円と聞き、片岡は部下の滝川晃司を連れて融資先の会社へと向かう。合流した担当者の平正樹と共に社長の行方を追うのだが…

「ん?これって頑張っていいんだっけ…?」横山の言葉がよぎり、葛藤する片岡。と、そこへ、副支店長の真山徹から、二日後、蒲田支店に臨店(※各支店の融資状況が正しいかどうかチェックする検査)が入るとの連絡が…

頑張らなくて良いと言われた50歳間近の銀行支店長片岡洋。そして、リストラ寸前のダメ社員集団の蒲田支店。果たして蒲田は生き残れるのか!? 50歳の支店長片岡の戦いが始まる。

「頑張るなと言われたからって、頑張らないなんてできない!」

以上TBS集団左遷!!HPより


今回は突然蒲田支店の支店長に任命された片岡洋は突然の昇進人事に驚きながらもやる気に満ちていた。しかしこの人事は今年度に廃店を決めていた銀行であり、この銀行の再編でどうしても人件費削減が最大の目的でもあった。

当然統廃合で銀行規模そのものは大きくなるものの、そのままの人員数が必要な訳ではなく当然リストラ対象になるのは必然と言えば必然だ。私の地元も第四銀行と北越銀行が統合する事が決定し完全統合までに支店が廃店になる店舗もある。

そうなれば当然人員は必要なくなる訳で、その処遇が問題になるが、そういう支店の支店長になるという事は既に銀行では用無しを意味するという事だ。片岡もまたその1人だったという事になる。


口先だけは身分は保証すると言われてもそんな事がある訳がなく、次第にその矛盾に気づき始める。支店長初日から何も知らされておらず3日後に臨店という状況に戸惑う片岡だったが、そんな中でも片岡には頑張らないという事はできなかった。

それでもやはり頑張るなと言われた言葉が頭から離れず、戸惑う片岡だったが周りの頑張ろうとする行動に次第にこのままでよいのか?と自らを問うようになる。

そして臨店となった時に融資を回収した事で余計な事をしてしまった片岡にはもう頑張るしか道は無くなっていた。そして片岡は絶対不可能なノルマ100億を目指す事になる。

次回は100億の利益を上げるために頑張る事を決めた片岡は様々な事案に悪戦苦闘する。果たして片岡はどうやって立ち向かおうとするのだろうか?その頑張りぶりに注目だ。





集団左遷 (講談社文庫)
江波戸 哲夫
講談社
2019-01-16