24日ドラマ「35歳の少女」第3話を視聴した。

今回は小学5年生の勉強を始めた望美だったが、25年で様々な学習内容が変わった事や環境の変化に戸惑いなかなか進まない。しかし多恵は自分の考えに誇示するあまり他の人の意見を聞かずに望みを閉じ込めがちになる。

一方進次は引きこもりになっている連れ子の達也となかなか向き合えないままだった。愛美も会社内では全く上手くいっておらずそれぞれトラブルを抱えていた。

一方望美は勉強を教師経験のある結人に教えてほしいと多恵に頼むが多恵はダメだと聞かない。そんな中で結人は教師時代にそういう保護者を観てきたと話した事で多恵も少し感じる事があった。

そんな中で望美は結人にどうやって多恵を説得するかを相談し初めて結人は望美に勉強を教えながら今の時代の言葉も教えて手紙を書いた。

そしてその手紙を読んだ望美に多恵は結人に勉強を教えてもらうように言ったシーンがメインだった。
ストーリー



今回は望美は目覚めてようやく勉強に向き合い始めたものの、25年も経てしまうと学習要綱も大きく変わったし、何より今の授業はタブレットやパソコンで授業を行うなど25年前とは比べ物にならない環境の変化があった。

25年前の環境のまま時代が進むわけがないのだから今の時代の事を教えながらやっていかなければ今の授業についていけないのは言うまでもない。

しかも望美の場合はあまりにも特殊な環境下にある訳であり同じ教えるならそういう環境を熟知して教えるられる人の方が重要になる。

その間に家庭問題も色々描かれていく訳だけれど、望美の事故で25年という月日は色々な状況を変えてしまった。愛美も進次も今の生活に上手くいかない状況にもがき苦しんでいた。そして多恵は周りの意見を全く聞かない人になってしまった事で家庭崩壊の状況は変わらない。

そういう状況を知り、教師経験があり、今は色々な代行業で色々な世間の事情を知る結人は望美にとっては色々な事を知る貴重な存在なのである。

学校時代の勉強って社会でどれだけ役立つか?と問われると正直なところ私もあまり勉強ができる方じゃなかったけれどそういう仕事をしなければ全く役に立たない。

今はITスキルを得たけれど、それを得たのは社会人になってからだし、無理やり勉強をしようとするよりも本当に覚えたいという気持ちの方が重要なのだと私は社会人になってから知ったけれど、望美も遅い事はない。

25年前の望美の時代にはパソコンや携帯及びスマホなんてなかった時代だけれど、その時今の望美と同じ年齢だった多恵や進次は社会人になってから覚えている訳だ。

問題は望美が色々な事を覚える意識がもてるかどうかなのだ。今回も望美はまだ10歳の心の状況にもかかわらず体は大人だからお酒を飲める訳ですよ。そこで初めて二日酔いを知る訳ですが、これも経験しなければわからない事ですし、社会を見る事で色々な事を知る方が望美には重要なのだと感じます。

その意味では結人の存在は色々な事を知る先生として忖度なく教えて行ける存在だと感じます。それだけ25年失った事を取り戻すのは容易ではない。

次回は結人に勉強を教えてもらい始めた事で色々な事を吸収するようになった望美は中学生の勉強をし始める次に中学生とも話す機会も訪れる。果たして望美はどれだけ成長して家族と向き合っていくのか?その展開に注目だ。



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