21日ドラマ「下町ロケット」第2話を視聴した。

今回はギアゴーストが特許侵害で訴えられる事態となり、佃製作所はロケット事業の危機と並行して進めていたトランスミッションの農業エンジンの事業参加へ暗雲が立ち込めた。特許侵害は15億という額でギアゴーストには支払うお金はない。

そんな中航平はこの相手がかつて因縁のある弁護士・中川京一と知り、何とかギアゴーストを助けたいと思うが、周りの反対もありなかなか決断できない。

しかし裕らの想いを知った航平はギアゴーストを買収する事で助けようと決意し、特許侵害に対象となる部品を探すが結局見つからず、ロケットバルブの開発には成功したものの、航平は一大決心しギアゴーストに15億の支払いと子会社化を決断したシーンがメインだった。

ストーリー

殿村の実家へ行き、『トランスミッション開発』という新たな夢を持った佃。ギアゴーストのコンペで大森バルブに勝利するなど順調そうな佃製作所であったが、ギアゴーストがライバル企業のケーマシナリーから特許侵害の指摘を受け、コンペの話が白紙になろうとしていた。
特許侵害を指摘したケーマシナリーに話を持ち掛けたのは、佃製作所とも因縁のある弁護士・中川京一だった……。

そこで、佃は自社の顧問弁護士である神谷修一に相談すると、予想外な答えが返ってきた。ギアゴーストに全面協力することにした佃製作所だったが、度重なるトラブルに難航し、社内は不穏な空気に。特許侵害訴訟からギアゴーストは逃れることができるのか?
新たな挑戦に向け、歩きだす佃たちは果たしてどうするのか!

以上TBS下町ロケットHPより


今回はギアゴーストのコンペを勝ち抜き新たなる道が切り開かれた航平だったが、そこにギアゴーストは特許侵害で訴えられている事を知り愕然とする。その額はなんと15億!当然今のギアゴーストに支払う能力はなく、佃製作所もコンペで頑張ったバルブも暗礁に乗り上げた。

一方で帝国重工から新たなるロケットバルブを依頼された航平は何としてもロケット事業を継続させるために開発に取り組むもなかなか成功しない。そんな中ギアゴーストが特許侵害を受けた部品とそれに関わる部品を探す事も並行して行っていた。

本来なら2つの作業ができるほどの人員がいる訳じゃない佃製作所なので、この展開はかなり無理がある作業である。そんな中で航平はギアゴーストの副社長裕がかつて帝国重工にいた事を利菜から聞き、帝国重工では社長の伊丹と共にその才能を生かす場所がなかった事を知られたのだった。

その後退職し伊丹と共にギアゴーストを立ち上げたのだったが、それを知った航平はギアゴーストを何としても救いたいという気持ちを殿村らに打ち明けて、かなり無理な事ではあったがクロスライセンス契約の可能性をギアゴースト側に伝えて、その上で共に部品を探す作業に取り掛かる。

しかしその間に裕が紹介した素材によりロケットバルブの開発には成功したものの、部品はみつけることができずに、ギアゴーストは窮地に陥る。

しかしここで航平は一大決心し、ギアゴーストに佃製作所の子会社になる事を提案し、15億の支援をすると提案した事でギアゴースト側もこの申し出を引き受ける決断をして航平はギアゴーストを抱える事にしたのだが、当然このままで終わる訳がなく更なるピンチに陥る事になる。

どの会社も支援を断った訳だから当然それだけの困難が待ち受けている事は言うまでもない。そして佃製作所の連結子会社にする事になるが、これにより可能性が広がった事も確かであるものの、今の時代内部留保をいくら抱えていても安心できない時代である事を踏まえたらこの連結子会社という決断は相当なリスクを伴う事になる。

次回はまさか15億を払えると提示されると思わなかった弁護士の中川は新たなる手を差し向けてくる。帝国重工から取引を止められそうになる航平はこのピンチをどう乗り越えるのだろうか?その対抗策に注目だ。





下町ロケット ヤタガラス
池井戸 潤
小学館
2018-09-28



下町ロケット ゴースト
池井戸 潤
小学館
2018-07-20




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