11日ドラマ「同期のサクラ」第9話を視聴した。

今回は9か月ぶりに目覚めたサクラに4人の同期は安堵する。しかし9か月間眠り続けていたサクラには花村建設を解雇されるという辛い現実が待っていた。解雇されたサクラはリハビリをしながら再就職先を探すが資格もないサクラは尽く落ち続ける。そんな状況で同期の4人もそれぞれ別の道を歩み出していた。会社の残る葵を除いて菊夫はNPO法人の代表になり、百合も会社を辞めて新たなる道を歩み出し、蓮太郎も会社を辞めて新たなる道を歩み始めた。

そんなサクラは何もできずにいる自分にはもう何もできず故郷へ戻ろうとしたが4人の同期がサクラをある場所に連れて行き、そこは10年前の入社式でサクラがこれが社長賞を取るべきだと話したデザインだった。

そんな励まされたサクラは再び夢を持って歩み出すが、再就職が決まった先で副社長となった黒川が現れてサクラにまさかの出戻りをオファーしたシーンがメインだった。

ストーリー



今回はサクラが9か月ぶりに目を覚ました。ただ9か月間も意識不明だった事もあり花村建設は解雇されて再就職を余儀なくされていた。これは会社の場合ある程度年数を務めた人だと1年間は病気療養などで休職する事ができるが、1年以上過ぎると雇用継続ができないというのがある。

世の中は色々厳しいという事でもあるけれど、問題は1度職を失うと再就職が想像以上に難しいという事だ。私も最初の会社を辞めた時には運転免許しかありませんでしたからそこからまさかの専門学校へ2年も行って資格を取得しましたが、それでも就職できずさらに半年以上再就職できずにいた経験からいかに再就職が難しいのかを痛感しています。

今でこそIT関連の資格を持ちますけれど、正直今の仕事はIT関連の仕事ではないのですがそういう人材がいない会社へ行くと意外と戦力になったりするものです。今の時代IT人材が必要なのにそういう人材の活かし方を知らない会社も少なくないという事です。

まさかサクラが大卒だけというのは正直サクラは大学で何を専攻したのか?と感じる次第です。免許を持たなくても都会なら問題ありませんが、その変わり身分証明書が無いんですよね。意外に身分証明書になると免許証が有効だったりします。今の大学生については最低でもIT関連の資格は所有しておかないと実力を示せないだけにスマホばかりでパソコンすら使えない人が少なくないだけにそういう資格を持つ事が必要なのではないかと感じます。

当然嘘を付けないサクラですから花村建設と取引のある会社は尽く断られる訳です。これも黒川が全て手を回しているからでもありますが、そういう会社を辞めてしまうと関連会社では殆ど務められないという現実もあります。この世界意外と繋がりある会社ではなかなか務められないケースがあります。

そんなサクラを同期の4人は応援しますが、4人もそれぞれの道を歩み始めます。既に菊夫は会社をだいぶ前に辞めてNPO法人でボランティア活動を継続し、百合も葵の子供を産んだ事を契機に会社を辞める事を決意し、すみれと結婚した蓮太郎も会社を辞める事にしました。

葵以外は花村建設を辞めた訳ですが、それだけ空気の悪い会社であるという事になるんでしょうね。空気の良い会社なら大手なら止める事はないですからね。中小企業なんて大手より給料は雀の涙ほどだという事を辞めて知りますからね。

その中でサクラは何もできない自分に都会は合わなかったと新潟へ帰る決意をします。しかしそんなサクラを止めたのは同期の4人で入社式にサクラがこの作品こそ社長賞を取るべきですと言ったあのデザインがついに10年の月日を経て建設される事になったとサクラに告げてサクラの行った事が現実になっている事を教える。そしてサクラは再び夢を持つ事ができて再就職に向かうのだった。

そんなサクラにようやく再就職先が見つかり新たなるスタートを切ろうとしたところに副社長となった黒川が現れて、ここに就職したらその会社の取引を辞めると宣言するが、サクラに再び花村建設に出戻りをオファーするというまさかの展開に黒川は何を企んでいるのだろうか?

次回はどうして黒川副社長はサクラを採用したのかが明らかになる。サクラは黒川副社長の下で何をしていく事になるのだろうか?忖度しないサクラの辿り着いた場所に注目だ。






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