29日ドラマ「最高の教師」第3話を視聴した。

今回は九条に殺害予告が黒板に書かれていた事で九条は誰が犯人なのかを察してある2人に近づいた。そこで2人は全国大会で準優勝するけれど、その機械を壊れるという未来を知っていた。

九条のやり方に反旗を翻そうとしていた相楽らは九条を追放しようと阿久津と東風谷に嘆願書を作成させて提出する。

それに対して九条はその日は授業に出ない事となったが、鵜久森が追いかけてきて鵜久森にある頼みと気持ちを促す。

九条はある2人に再度近づき無理に関わらない事を諭す。対して鵜久森は嘆願書を作成させられた阿久津と東風谷に友達になりたい気持ちを伝え、無理に周りに合わせる必要はないと諭した。

そしてある2人は相楽らにもう関わりたくないと無視してくれと面等向かって話し、阿久津と東風谷も関わりたくないときっぱり断りこのクラスの上下関係の歪さから離れる事を決意した。

そして九条は夫から離婚を切り出した理由を述べられて九条は夫との絆を取り戻し強くしたシーンがメインだった。

ストーリー



今回は九条に殺害予告を受けるところから始まる。九条はこの件で職員室で謝罪するが、それを見た鵜久森が謝罪する必要はないのではないでしょうか?と言われた事で九条は考えを改める。

この時点で鵜久森は既に1周目と違い存在するだけにこれからはキーマンになるのは間違いない。

そんな中で九条はこの犯人を既に突き止めており、犯人は工学研究会の眉村と日暮だった。2人は1周目で大会で準優勝するがその直後に作品を壊されるという不運に見舞われていた。

その未来を知っていた九条は2人にどうしてこのような事をしたのかを問いかけると、2人は九条が動いた事で自分たちが迷惑を受けたからだと話した。九条はそれを何故言わない?と問うと相楽たちの事を恐れているという事を述べるとそれはこの学校の中だけの事だと告げる。

学校や組織の中にいるとわかるけれどどうしても権力構造図が出来上がってしまう。今世間で注目されているあの事務所とあの中古車販売店が良い例で逆らえばクビが飛ぶか大きな制裁を受ける事を恐れているというのは学校でも同じである。

学校を卒業すればそんな事なくなるのですけれど、問題はそれをどう断ち切れば良いのか?というのが最大のテーマだった。逆らえば制裁を受けるという事を知っているからこそ逆らわずに従っていた方が良いという考えになってしまうケースが少なくない。今問題の事務所の件もその構図であり逆らおうとすれば闇に葬り去られるだけですからね。

特に学生時代の高校まではどうしても人付き合いがクラスメイトになってしまうのでそこで人間関係が構築される訳だけれど、そこで上下関係が生じるのはよくある事で、何故かそういう相楽のような権力を持つ者が君臨するケースが少なくない。ただそういう人たちも社会に出れば何の力もない人は少なくなく、社会の厳しさを知っていく訳だが、この学校の中では自分が1番偉いみたいな空気を作ってしまう。

社会人になると組織に属すると色々な上下関係は人間関係があるものだけれど、私の場合仕事とプライベートは完全に区別しているので仕事関係の人でプライベートと関係する人はいない。

学生時代に接していた人は今は誰も接していないし、その事を知ろうとするつもりは1つもない。私自身は友達なんて必要ないという考えで、同志は必要という考え方だ。境遇はそれぞれ違えども同じ志ある人が本当に必要な人だという事だ。

ここから九条は1度阿久津と東風谷が作成した嘆願書により1度クラスを離れるが、このまま引き下がる訳がなく鵜久森が協力する事により九条は眉村と日暮を、鵜久森は阿久津、東風谷をそれぞれ話に向かった。

そして2人は何に怯えているのか?そしてどうして従うのか?という事を語り始める。何かを言えば報復を受ける事を4人とも恐れていた。従わなければ鵜久森のようになる。しかしそんな事に最初から従うつもりはなかったが鵜久森を救った九条、九条に救われた鵜久森がそれぞれ語り関わらない選択肢を提示した。

クラスメイトだからと言って関わらなければならない理由は何処にもない訳で4人とも九条と鵜久森に諭されて勇気をもって関係を絶つ決断を下す事ができた。

学校というのは関わりたくないのに関わらなければならないという構図がこういう問題を生む訳であり、勉強したいだけなのにこういういじめで学校を去らなければならないという現実は直視しなければならないと改めて感じる。

先日オンライン授業はコロナが終わって出席扱いにならないというニュースがありましたけれど、関わりたくないのにいじめられるような事があるならオンライン授業でも勉強を受ける権利がある訳で、危険を感じる場所に強制的に出席を求める事そのものが問題だと感じるんですよね。勉強は30人の教室でなければできないという理由もありませんからね。

これによって30人の生徒の内鵜久森、瓜生、向坂、阿久津、東風谷、眉村、日暮は相楽から完全に関わらないと宣言した。そしてここに何故か星崎が加わり星崎の意図が何なのかが気になる。

残る相楽含めて22人がどうなっていくのかが注目される。

次回は1周目の未来で衝撃的な事件を知っている九条はその未来を阻止する為にある行動を起こす。その未来を九条は変える事ができるのか?その授業に注目だ。





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