18日ドラマ「リバーサルオーケストラ」第2話を視聴した。

今回は初音は玉響に加入したものの様々な問題に直面する。まず玉響の給料が安く専任できない事が大きな問題となりバイトを掛け持ちしている人も少なくなかった。

そんな中でフルートの蒼が毎日のように遅刻してくる事に朝陽が激怒して初音に調べるように命じられ、初音は調べると数多くのバイトを抱えて貸付奨学金の返済に追われている事を知り、さらに家賃も滞納している事も発覚する。

そんな中で蒼に初音はオンラインで音楽を教えるバイトを提案して撮影するとそれなりの反響を得る。一方で父親に初期のがんが見つかった事により実家の家業を継ぐ事も考えていた。

そんな蒼に初音は練習に来るようにと連れていくとそこには両親が見学に来ており、そこでフルートを披露した事により夢を諦めなたくないと考え直し、アパートを出て初音の実家に居候して暮らす事で決着したシーンがメインだった。
ストーリー



今回は玉響に加入した初音だったが、玉響の給料が安すぎる事で様々な問題が生じていた。オケの場合専任するにもそれなりの給料が必要になるが、如何せん手取り15万ではよほど実家が裕福でない限り暮らせるものではないし、何より今回のフルートの蒼の場合父親が大学へ行く事を反対した為に貸付奨学金で大学を卒業した為に多額の債務の返済に追われていた。

それが数十年続く事を踏まえるととてもじゃないが手取り15万で暮らせる訳がなくバイトを掛け持ちして暮らしていたのは当然と言えば当然だ。貸付奨学金で苦しむ若い世代の現実が描かれたが、少なくてもオケを続ける為には最低でも返済金がどれ位かにもよるけれど手取り25万以上ないと関東圏で暮らす事は厳しい。

初音は色々と説得するけれど、初音の立場は公務員と安定した立場の人が蒼を説得する事って正直なところ説得力がないんですよね。しかも初音って実家暮らしだから家賃はほぼないし、妹もいるから生活には困らない。

オンラインでフルートのレッスンを提案するにもどれ位の授業料を受け取れるかというのがある。毎日のように練習するという事などを含めてもオケを続けるという厳しさは想像以上である事が描かれた。

結局のところアパートで暮らせなくなった蒼を初音は自分の実家に居候する事でひとまず決着したがオケを続ける事の難しさを考えさせられる回だった。

次回はティンパニ担当者が突然退団した事により代役を探す事になった玉響は果たして最初の発表会に間に合うのか?その代役探しに注目だ。





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