26日放送のドラマ「リモートに殺される」を視聴した。

このドラマは秋元康原案、中田秀夫監督によるリモートを題材にした殺人事件をリアルタイムに描いた作品で、リモートで話していた同級生が7年前のある事件を振り返り突然リモート中の同級生が次々と殺されていくストーリーである。

果たしてこの事件の犯人は誰なのか?
キャスト&ストーリー



22時30分から23時20分までに繰り広げられるリアルタイム殺人事件という事で、リモート中に起きた殺人事件が描かれた訳だけれど、こういう犯行を行うにはどうしたら可能なのか?という事を踏まえて考えていくストーリーでもある。

正直なところリモートになった事で何時でも画面を通じて会えて話し合える環境が今は当たり前になったけれど、このストーリーではそれを逆手にとって殺人事件を僅か50分の間に行われていく。

この事件は7年前に亡くなった1人の同級生の女性を巡る殺人事件な訳だけれど、最初に佳代子が何者かに殺され、次に藤原が、北川が、野村が次々殺されていく。

野村が最後に残した言葉がこの事件の犯人に辿り着く訳だけれど、この事件を成立させるには1人ではまず行えないというのは当然であるけれど、この事件は意外と各自の住んでいる地域はそれほど広くないという事も犯行を可能にしたと言える。

東京の場合はそれほど広い地域に住んでいないので渋滞さえなければ確かに移動するのにわずかな時間で動けるという側面がある。東京は広そうで狭い地域なので人や車さえ少なければ犯行は確かに50分以内に全ての犯行は可能ではあるが、それも1人では行えない訳だ。

という事はここに複数の共犯がいるという事で間違いないが、それが誰だったのか?というのが最後に明かされる訳だけれど、犯行の裏側を知るとそういう事だったのか!という感じにはなる。リモートだから全員離れていると錯覚してしまうが、実はそうじゃなかったというのが最後に明かされる訳だ。

それ以上にこの同級生ってそんなに合鍵を持ち合うほど仲が良いのか?と思うほど無防備である事もこの事件を可能にした。そしてこの事件の真相は7年前の同級生の死に直結する訳であるけれど、その犯人がまたあの人であり、この事件を起こしたのがあの人だった。逆に言えばどうして3人を巻き沿いにしたのか?と問われた時に全ての証言できる人間を消す為だったという事だ。

確かに復讐すべき人は1人しかいないが、追い込む為には生贄が必要だった。その生贄が冒頭にできた顔が映らない1人であり、藤原に北川に野村だった。

最後に残された絵里が犯人共々殺されてしまうという結末になる訳だが、人には知られたくない事を見てしまったばかりにこのような結末を迎えてしまうという事を改めて感じるが、真実を知らずにいたらこの事件は起きなかったとも言える。ただやった事からは逃げられないという事を突き付けたストーリーであった。

今後リモートに関する題材が増えてくるだろうけれど、このストーリーを50分で完結させてしまうには少し惜しいだけに新たなるリモート殺人事件が描かれてほしいものではある。