28日プロ野球日本シリーズ2023第1戦オリックス対阪神戦が京セラドーム大阪で行われ、8対0で阪神がオリックスエース山本由伸投手を完全攻略してオリックス打線を完封リレーで勝利し38年ぶりのアレへ好発進した。

試合はオリックス先発山本由伸投手、阪神先発村上頌樹投手の投げ合いで始まり、4回まで両チーム譲らず迎えた5回に阪神はヒットでチャンスを掴み、7番渡邉諒選手のタイムリーで先制すると1番近本光司選手のタイムリー3ベース、2番中野拓夢選手のタイムリーで一挙4点を上げて、5回にも連打で山本由伸投手をKOした。

大量リードで阪神は先発村上頌樹投手が7回無失点に抑えその後盤石のリレーでオリックス打線を完全に封じ込めて8対0で大勝した。

これで阪神は38年ぶりのアレへ好発進し第2戦で連勝を狙う。


シリーズでまだ勝利のない山本由伸投手ではあったけれど昨年は腰の故障で1戦目を最後に登板なしで3試合勝ちなしからの4連勝で日本一になったが、今年は万全の状態で挑んだだけにまさかここまで打ち込まれるのはシーズン通して1度もなかったと言ってよいだろう。

如何せん防御率が1.2と通常では考えられない数字だけにそれだけ阪神がここまで完全に山本由伸投手を攻略する事が予想外の展開だった。

シーズン中でも多くて3失点だった投手がシリーズで7失点するとは誰も思わなかっただろうしここまで滅多打ちにあった山本由伸投手を見る事が無いほどだった。

阪神にとっては1番攻略が難しいと思われた投手に対してここまで攻略した事で勢いに乗る事は間違いないし、このままの勢いで連勝して甲子園で戦いたいところだ。

第2戦でオリックスは取り返す事ができるのだろうか?それとも阪神がこのまま連勝して甲子園に舞台を移すのか?第2戦の攻防に注目だ。




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