27日プロ野球日本シリーズ2022第5戦オリックス対東京ヤクルト戦が京セラドーム大阪で行われ、6
×対4でオリックスが1点ビハインドの土壇場9回に同点に追いつき4番吉田正尚選手のサヨナラ2ランでオリックスが勝利し対戦成績を2勝2敗1分として第7戦まで行われる事が決まり舞台を神宮球場に移す。

試合はオリックス先発田嶋大樹投手、東京ヤクルト先発山下輝投手の投げ合いで始まり、初回に東京ヤクルトが5番オスナのタイムリーで先制すると2回には8番サンタナのホームランでリードを広げた。しかしオリックスも下位打線の連打から同点に追いつき、5回には4番吉田正尚選手のホームランで勝ち越しに成功する。

しかし東京ヤクルトは6回に集中打で2点を獲って逆転に成功し、このまま逃げ切ろうとした土壇場9回にオリックスは東京ヤクルト守護神マクガフを攻めて同点に追いつくと最後は4番吉田正尚選手のサヨナラ2ランでシリーズの対戦成績を5分に戻した。

これで日本シリーズは第7戦まで開催される事が決まり、第7戦で決着がつかない場合は史上2度目の第8戦も現実味を帯びてきた。


まさにドラマであり死闘だった。このまま東京ヤクルトがリードを守って逃げ切ろうとした土壇場9回にドラマが待っていた。マクガフは昨年の日本シリーズで守護神として2敗しながらも最後は胴上げ投手になっただけに今回もやらかしてしまったという事でもある。

サヨナラ2ランを打った吉田正尚選手も見事だったけれど、追い込まれた試合で力を発揮したオリックスの選手たちは本当に見事だったと言える。

展開的には東京ヤクルトの逃げ切りパターンだっただけに勢いはオリックスに移ったと言っても良い。

しかしオリックスも山本由伸投手がシリーズ登板が難しくなっただけに第8戦まで行くと最終的には厳しいと言わざる得ない。

これで第7戦まで開催される事が決定した訳だけれど過去1度だけ第8戦が開催されている。1986年の西武対広島のシリーズで初戦で引き分けとなりその後広島の3連勝の後に西武の4連勝というシリーズ史上の名勝負として語り継がれるがこのシリーズも名勝負として語り継がれる可能性は十分ある。

舞台を神宮球場に移して果たしてどんなドラマが待っているのか?注目だ。



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