2日東京ヤクルト対阪神戦が神宮球場で行われ、

延長11回2対1で東京ヤクルトがサヨナラ勝ちを収めて

14年ぶり7度目のリーグ優勝を達成した。

東京ヤクルトは昨年まで2年連続最下位に低迷しており

セントラルリーグでの最下位からの優勝は1976年の巨人以来39年ぶり!

パシフィックを含める2001年の近鉄以来14年ぶりの快挙となった。

これでセントラルリーグは大混戦の中打撃力で東京ヤクルトが最後に振り切り

リーグ王者としてクライマックスシリーズに挑む。
最下位からの優勝はこれで5例目となった訳ですけれど

セントラルで最下位からのリーグ優勝は1976年の巨人以来39年ぶりとなり、

パシフィックを含めると2001年の近鉄以来14年ぶりの最下位からの優勝となった。

ちなみに過去の最下位からの優勝では1960年に現在の横浜の前身となる大洋が

6年連続最下位からの優勝を決めており、

1975年の広島は3年連続最下位から優勝している事例がある。

1975年広島と1976年巨人は2年連続最下位からの優勝という現象があった。

東京ヤクルトの場合2年連続最下位の原因は何といっても投手陣の崩壊が全てだった。

ここ今季含めた3シーズンは打撃ではバレンティンがNPB記録となる

60本塁打を記録するなどリーグ屈指の打撃力だったが、

投手陣は2013年に小川が新人ながら16勝で最多勝を取りながら

他の投手が揃わず苦戦していた。

しかし今シーズンは抑えのバーネットが君臨し、

セットアッパーもロマノ、秋吉、オンドルセクらの活躍で

先発陣の数が揃わない中奮闘した事で試合を拾い続けた。

打線はバレンティンの故障を山田のトリプル3、

畠山、川端の活躍で穴埋めしてバレンティンの穴を埋めて戦い続けた。

最終的にはブルペンが確りした事が

この混戦となったセントラルを勝ち抜いたと言ってよいだろう。

鳴り物入りで獲得した成瀬が大きく期待を裏切り、

小川、石川以外の先発陣が計算できない苦しい戦いを強いられながらも

館山の復活などで乗り切った。

東京ヤクルトも優勝は古田が全盛期だった2001年以来なので

古田の存在がいかに大きかったかという事にもなるんだけれど、

ようやく若手の台頭で苦しかった時代を乗り越えてのリーグ優勝だった。

これで1位東京ヤクルト、2位巨人の順位は確定し残る3位は阪神と広島が争う。

クライマックスシリーズもほぼ戦力差のない中の戦いとなるけれど

果たして日本シリーズに進出するチームはどこになるのか?

注目したい。

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