世間的には有名なゲーム会社の社長とそのセレブ妻という羨ましいファミリーだが、夫婦は仮面夫婦という関係最悪な状況で起きた娘の誘拐事件に翻弄されていく。

色々な心当たりがあるという事と初回を観る限り相当なITスキルを持った犯人である事は明らかである事以外は犯人像が全く見えてこない。

果たして娘を取り戻す事ができるのだろうか？

キャスト



ストーリー



今回は突然娘の鳴沢友果が誘拐され、ゲーム会社社長の鳴沢温人とその妻でSNSで1万フォロワーを持つ鳴沢未知留が犯人の巧みな誘導に翻弄されていく。

まず犯人が5億の身代金を要求してきたが、普通今の時代に現金で5億のお金を用意する人はまずいない。それに銀行から降ろしたお金は足がつくので今の時代にこういう危ない身代金を要求する時点で現金だけアナログなやり方をされている。

こういうお金の用意の仕方だと例え身代金を受け取れたとしても使う事はほぼできない。何故ならそのお金は足がついているからだ。使えばその使い道がすぐにバレるようになっている。

警察には既に誘拐事件と連絡しているだけに誘拐事件として動いたが犯人は最初からそれも見越して動いていると感じるシーンがあった。

あれだけ非通知で海外のサーバーを経由して連絡してくる相手に温人や未知留の行動がわからない訳がない。それに気になったのが警察もこのような同様の誘拐事件が以前にもあったという事でその犯人と同一人物の可能性もある。

ただゲーム会社の社長と言いながらITスキルの高い相手に対して不注意な警察への連絡をしていたし、それ以上に友果の事をどうしてここまで知り尽くしているのか？というのが気になる。

これは相当友果や温人、未知留の事を知らなければここまで用意周到な誘拐事件は起こせないというのが初回の感想だ。

犯人にここまで翻弄されて最後は警察が関わっている事を確り見抜いているというよりも最初から警察が関わっていた事を知りながら誘導していた感じだ。

次回は警察の排除を要請された温人と未知留は動画配信で誘拐を公表し警察の排除を語った。

果たして警察の力なしにどうやって温人と未知留は友果を取り戻すのだろうか？その体制に注目だ。