2018年もいよいよ10日あまりとなってしまいました。

今年も年間総括の時を迎えました。今年で13回目となる年間総括という事でこれだけ長い間続けられた事は本当に継続は力なりという事でもあります。

今年は現時点で48作品鑑賞と12年連続50本以上鑑賞するまで2作品となっております。

一応2作品を鑑賞予定なので13年連続50本以上は十分可能だという事でもあります。

それでは映画レビュー年間総括から始めたいと思います。
今年は例年以上に良い作品が多かった1年でしたが以前ほど鑑賞本数を消化する事が難しくなり、金曜公開が増えた事で金曜レイトショーで週1作品という週も増えました。

それでも50本近く鑑賞するに至れた事で映画レビュー総括するにはこれ位は観ないと総括できないので本数はある程度観る必要はありました。

それでは今年度の私が選ぶベスト映画、ワースト映画並びにベスト主演俳優&女優、助演俳優&女優、新人、音楽を選びたいと思います。

2018年主演男女、助演男女、ニューフェイス、音楽

主演男優

松坂桃李「不能犯」「娼年」「孤狼の血」

すっかり悪役も演じられるようになった姿には俳優として1つ上のステージに進んだ事を感じさせてくれた演技は見事でした。

娼年
松坂桃李
2018-08-22



不能犯
松坂桃李
2018-07-13



孤狼の血
役所広司
2018-11-02



主演女優

篠原涼子 「北の桜守」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」「人魚の眠る家」

久しぶりに主演作2作を平成の終わりの作品と人として生きるという命の是非を見事に演じ切った姿は印象的でした。







助演男優

リリー・フランキー 「星くず兄弟の新たな伝説」 「巫女っちゃけん。」「blank13」「サニー/32」「ラプラスの魔女」「万引き家族」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」「銃」




今年は数多くの出演作がありましたがどの役を演じてもその存在感は見事ですし、主演は「万引き家族」だけだった事を踏まえて助演と致しました。

助演女優

黒木華「散り椿」「日日是好日」「億男」「ビブリア古書堂の事件手帖」「来る」

今年後半に数多くの作品に出演し地味な主婦やOLなど役に染まった演技ができる数少ない女優である事を今年1年でさらに示しました。




ニューフェイス

平手友梨奈「響-HIBIKI-」

文句なしに今年の新人として最もインパクトを残しました。欅坂不動のセンターは映画でも不動のセンターでした。作品を選べば更なる飛躍が期待できます。

小説 響 HIBIKI (小学館文庫)
西田 征史
小学館
2018-08-07



音楽

「羊と鋼の森」音の答えを探し続けた先にみる依頼者が求めた最高のマイベスト音感

依頼者の望んだ音を出す事の難しさを描いた作品でした。作中に流れる音楽はとても印象的です。




ワースト作品

なし

作品ベスト10

10位

「空飛ぶタイヤ」事故の真実を知った先にみた命を顧みず利益だけを優先する歪な企業体質

大型車脱輪事故の真相に迫った作品は最後の最後で大どんでん返しにさすが池井戸作品と感じた次第です。




9位

「祈りの幕が下りる時」母親の最期を知る人物を辿った先にみた見つかった故に時計が動き出した父娘が辿った負の連鎖の結末

新参者シリーズの完結編という事でこれまで描かれなかった事件の経緯が最終的に描かれました。




8位

「サニー/32」サニーとして覚醒した先にみた3つ目の犠牲を止める為に必要だった14年前の2つの視点

ネットで神のように扱われた女性が覚醒していく姿が描かれました。あれだけ監禁されて寒い中で演じ切った北原さんはアイドルを脱ぎ捨てた瞬間でもありました。

サニー/32
北原里英
2018-09-12



7位

「リバーズ・エッジ」それそれの葛藤の中でもがく6人の理解されたいという思い

それぞれ問題を抱えながらも生きる若者たちのストーリーは理解される事がどれだけ難しいのかを感じました。




6位

「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」10年の月日を経て伝えられる想いとこれからも続く強い絆

10年の集大成となったこの作品でしたが、10年の月日を経ても伝えられない事があるのだという事を劇場版として描かれていました。




5位

「クソ野郎と美しき世界」全てを置いてきたクソ野郎たちの新たなる詩としがらみ無き自由の世界

4作品によるオムニバス作品でしたが、どの作品も最後に繋がる伏線を確り描かれており、最後はこのクソ野郎たちの美しい世界を見事に描かれていました。




4位

「響 -HIBIKI-」応募してきた作品を読んで驚愕した先にみた天才とは常識に捉われず自分の意思を貫く信念の人

今の時代において響のような規格外の人は早々出ないと思いますが、そういう人のやる規格外の行動にはスクリーンで圧倒されました。

小説 響 HIBIKI (小学館文庫)
西田 征史
小学館
2018-08-07



3位

「カメラを止めるな!」カメラを止めない先にみたカメラを止めない真実は劇場でしかわからない面白さ

ネタバレ禁止という作品ですが、本当にネタバレなしで語らないと語れない作品は面白い作品は予算が低くても製作できる事を示したと思います。







2位

「ミッドナイト・バス」介護問題を通じて子供たちは知った両親の心境は家族の絆を取り戻すキッカケになった

新潟と東京間を通じて家族の絆を問う作品でした。地元新潟を舞台としたこの作品は何時も馴染みのある場所が舞台になっていた事は個人的にも嬉しかったです。




1位

「万引き家族」貧困層の現実を知った先にみる生活する為に家業にするしかなかった生きる為に家族になった人たちの暮らしの実態

家族として集まった人たちが本当の家族として暮らしていく中で生きる為に万引きを続けなければならない状況には日本の想像する以上の貧困の社会が描かれていました。




以上2018映画ベスト10でした。

今年は100点作品が3作品と3作品の中からベスト3を構成し残りの99点作品で構成いたしました。

これ以外にももちろん残念ながら外す事になった良作もあった訳であり、毎年選ぶのに苦労しますね。

また来年新たなる年号と共に素晴らしい作品に出会いたいと思います。