8月15日公開の映画「雪風 YUKIKAZE」を鑑賞した。

この映画は第2次世界大戦時に駆逐艦として終戦まで戦い抜いた雪風の激戦を描いた作品である。

多くの戦艦や駆逐艦が沈んだ中で戦艦長門と共に最後まで残った雪風は1つでも命を救う為に奮闘し続けた。



戦艦大和は良く描かれるけれど、駆逐艦を描かれる事はあまりなく駆逐艦の戦いぶりはあまり知られていない。戦艦より小回りが利くという事で最前線に駆り出される駆逐艦は常に危険な任務を課せられてきた。多くの駆逐艦が沈んでいく中で雪風は太平洋戦争開戦時から終戦まで戦い抜き、戦艦大和が最後の戦いに挑んだ時にも共に戦いに挑んでいる。

多くの戦いに参戦し多くの命を救った奇跡の駆逐艦の戦いぶりをレビューしたい。

キャスト&ストーリー




結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして駆逐艦は小回りが利き素早い動きができる故に常に最前線に駆り出された。

特に太平洋戦争が開戦されてから数多くの海戦に参加した雪風はミッドウェー海戦やガダルカナル、ソロモン、マリアナ、レイテ島、そして大和最後の戦いまで数多くの激戦を戦い抜いた。

その都度常に生き残りいつしか雪風は幸運艦と呼ばれるようになっていく。

ミッドウェー海戦で空母4隻を失った時には数多くの海兵を救いそこで救われた井上壮太は先任伍長早瀬幸平の下で雪風に乗り込む事になる。

その後雪風の艦長に就任した寺澤一利はソロモン諸島などの戦線を転戦していく事になるがその都度多くの戦績と多くの命を救助して常にその戦線から帰還していた。

ミッドウェー海戦後の日本は航空戦力を多く失い、歴戦のパイロットも失った事で制空権を取れず戦艦や駆逐艦殆ど丸腰で戦い続けていく事になる。

この当時の日本海軍は戦艦同士で撃ち合う事を想定した戦略を組んでいたが皮肉にも日本が真珠湾攻撃の時に航空戦力の有効性を証明してしまった為に戦艦より航空戦闘機がその後の戦いで重視されていく。戦艦の出番は後方からの後方支援や上陸時の砲撃など戦艦で撃ち合う時代ではなくなっていた。

その中で国力差を知りながらも戦い続けた寺澤は数多くの難局を乗り越えていく。

それでも雪風にも大きな危機があったのはレイテ島の戦いである。

この頃の日本軍は航空戦力ほぼなしで作戦を敢行するほどだっただけにこの戦いで日本海軍は事実上解体状態に陥る。

絶対防衛権と言われたフィリピンを守るために出撃したものの物量に勝るアメリカ軍に敵うものではなかった。

その中で雪風は最前線に出て戦闘機の脅威にさらされながらも損傷しながら逃げ切ったのである。

この時に沈んでいてもおかしくなかったがこういう激戦を戦い抜いてきた事が雪風が幸運艦と呼ばれる所以なのだと感じる。

そして最後の戦いでも雪風は大和と共に出撃し多くの命を救う事になる。

結末は劇場で観てほしいけれど、雪風がいたからこそ多くの命を救われたという忠実はやはり知っておくべきだと思うし、駆逐艦という役割がどれだけ重要なのかを知る事ができる作品でもある。

常に多くの戦いを生き抜いてきたからこそ知る過酷な任務は雪風という駆逐艦でしか見る事ができない激戦の数々でもある。

戦後は復員輸送船として多くの人を外地から帰還させる任務についている。

その任務が終わった雪風はその後台湾に賠償艦として台湾の手に渡り1969年の台風により沈没するまで活躍し続けたのであった。

総評として常に多くの激戦を戦い抜き多くの命を救ってきた雪風はその後生き残った人たちに命を救う為の使命を与えていく事になる。

この作品を通じて戦場から命を救うという過酷な任務を背負った雪風を象徴する為に描かれているけれどそういう戦いぶりと忠実があるからこそこの駆逐艦雪風という存在を今の時代の人に受け止めてほしいのだと思います。





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