1月19日公開の映画「室町無頼」を鑑賞した。

この映画は室町時代に初めて民衆による一揆を首謀した歴史上ただ1度載る事になる蓮田兵衛が一揆までに至る経緯を描いた作品である。

武士による民衆の一揆により時代は戦国時代へ向かっていく事になる歴史的シーンはあなたは目撃する。



室町時代に初の民衆一揆を首謀した蓮田兵衛という人物がいかにして一揆を起こしていったのかが描かれているが、室町時代って約200年以上長く続いたものの統治という意味では100年位しか統治したと言えず応仁の乱以降ずっと戦国時代が続いていくのだが、よくよく考えればこれだけ反乱がありながらよく幕府という体裁が持っていた事が不思議はくらいだ。

そんな中で8代将軍足利義政の時代に民衆一揆で世を変えようとした者がいた。その名は蓮田兵衛!蓮田兵衛はいかにしてこの反乱を企てたのだろうか?レビューしていく。


キャスト&ストーリー




結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして蓮田兵衛は何処にも仕えない自由な武士だった。世は未曾有の飢饉に見舞われて多くの餓死者を出すなど生きるだけでも苦しい時代だった。その時代の時の権力者は足利義政と室町幕府の中でも最も無能な将軍とも言われる人であるが文化人としては数多くのものを残している。

この時代は誰が将軍でも全国を統治する事が非常に難しい時代であり義政のような人物では到底纏めきれるものではなかったと言える。

そんな時代に民衆一揆を起こしたのが蓮田兵衛であるが、蓮田兵衛は旅をしながら各地で苦しむ村人たちを助けていた。

この時代は略奪なども絶えず村を守る事も1つの課題であったが兵衛はそれらの術を教えていた。

そんな中で出会うのが1人の少年才蔵だった。兵衛は才蔵を鍛える事で後に計画する一揆の戦力にしようと考えていた。

この時代には武士と民衆ではあまりにも戦力差が大きく普通に正面激突しては勝ち目はない。そこで兵衛は数々の策略を練っていくのだが、兵衛は夜中の奇襲を計画したのだった。確かに暗い方が明るい時より成功率は上がるし相手も油断する。

この一揆の目的は民衆から巻き上げた借金の証文を奪い破棄する事だった。証拠となる証文が無くなれば借金返済は免除される事になるだけにそれだけいかに金を搾り取っていたのかがわかる。

その不満が限界に達した事でいよいよ一揆を起こす時がやってきた。果たしてこの一揆は成功するのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、一揆そのものはその後の時代に大きな影響を与えた一揆として歴史にも残っているので成功だったと言える。当時は民衆が幕府へ向かって一揆を起こす事は考えられなかった時代だった事を踏まえればどれだけ画期的な事だったのかがわかるし、民衆も決起すれば時の政権に訴える事ができるという事を証明した一件だった。

京は意外と街としては広いが戦になると迷路のような道なので守る側としては守りにくい街でもある。とはいえ歴代の天皇が住んでいた都だけにその街で戦が繰り広げられる事になりその後多くの建物が焼け落ちる事になる。

兵衛は一揆での目的であった借金の証文を奪う事に成功した事で民衆の苦しみから解放した事で一揆は成功したがやはり寄せ集めの一党なので最後には討ち取られるがその意志は才蔵に受け継がれるのだった。

総評として兵衛はこの一揆により歴史に名を残す活躍をする事になったが何もせず政権に従うだけが全てではないという事をこの一揆で民衆は知る事になりその後の歴史でも一揆が何度も起きていく事になる。

民衆の力を結集すれば時の政権にも戦う術がある事を初めて示した兵衛は見事な戦いぶりだった。





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