10月6日公開の映画「白鍵と黒鍵の間に」を鑑賞した。

この映画は日本のジャズピアニスト・南博のエッセイを実写化した作品で昭和から平成に変わる1988年の大晦日を舞台に2人の人物がある曲を弾いてしまった事で命を狙われてしまう様を描いたストーリーである。

1つの曲によって繋がるストーリーは1つの曲で大きく運命が変わる2人の主人公が描かれていく。



1つの曲が運命を変えるという2人の人物の主人公を描いたストーリーだけれど映画を観ているとどちらも同じ人物が演じる為に同一人物として見る事もできるのだが、奏でてはならない曲が世の中にはあるという事を描いた作品だが、やくざの世界ではある特定の人しか聴く事ができない曲があるという掟を破ったジャズピアニストの人生が転落していく。

果たして禁断の曲を弾いてしまったジャズピアニストの運命はいかに?

キャスト&ストーリー



結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてジャズピアニストを目指す博は腕を磨こうと銀座にやってきたがなかなかジャズを弾かせてもらえない。

そんな中である客のリクエストで「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を弾いた事から博は運命が暗転してしまう。この曲はある特定のボスにしか弾いてはならない曲だった事を博は知らずに引いてしまった事で命が狙われる事になる。

それから3年の月日が経ち掛け持ちで演奏している博の姿があったが、そこでは3年前に来た時とは状況が異なっていた。

そんな中で昭和が終わり平成になろうとしていた1998年の大みそかに1つのドラマとして描かれていく訳だけれど、弾いてはならない曲を弾いてしまった為に追われる博はその曲をリクエストした奴が追ってきた。そんな中で巻き込まれていくやくざとの紛争に博の運命はどうなってしまうのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、1度引き金を弾いてしまったらもう逃れる事ができないという事を描いた作品でもあるけれど、最終的には博も捨てられる運命にあり逃れられない運命になってしまうのだが、どの世界でもそうだけれど禁断の掟というのは存在しその掟を破れば狙われ続けてしまい最終的には葬り去られるという事だ。

総評として弾いてはならない曲を弾いてしまった博はやくざたちによって始末されてしまうのだが、1つ違えば逃げる事もできた世界で逃げられないのはやはりこの世界から簡単に抜け出す事はできない逃れる事ができないという事を描いた作品でもあった。





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