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ＰＧＭ２１(@pro_g_mania21)がシェアした投稿

今の世界紛争を踏まえると必ずしも他人事ではない中でこの原作は２５年以上前のものではあるけれど、原子力潜水艦の技術は当時から更に進化した中で核ミサイルを搭載しただけでこれだけ世界は慎重にならなければならない事を知る事になる。

日本も自国防衛には原子力潜水艦は必要とアメリカと極秘裏に受領したというのがこのストーリーの肝となっているが、現実問題日本は今の世界情勢を踏まえたら大国に対抗できるだけの防衛力がなければ守れないという現実がある。

果たして原子力潜水艦を奪った艦長たちはこの先何を目的に行動していくのだろうか？

キャスト




ストーリー




結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして海江田四郎は海上自衛隊のディーゼル潜水艦 「やまなみ」艦長であったが、アメリカとの極秘裏に進んでいた原子力潜水艦シーバットの艦長に選ばれていた。

それを知るのは政府でもわずかであり、その周辺で知る者もわずかであった。海江田の後輩である深町洋ですら知る由もなかった。

そんな中で日本は極秘に原子力潜水艦シーバットを受領する為にやまなみが事故で海江田含む乗組員全員が死亡したという情報を公表する。

当然その事故は世間でニュースとなり政府が流した情報は真実として浸透し乗組員全員は死亡扱いとなった。

これは難しい所で乗組員全員が書類上は死亡として扱われるが極秘裏に任務を遂行する為には仕方ない事ではあった。仮にこれが明るみになれば当然世界各国はこの件について波紋を広げるだろうし、日本に対して様々な圧力をかけてくる事になるだろう。

そうでなくても隣国には中国、ロシアがおり日本は一気に標的と化す。

今の日本は原則アメリカの同盟国としてアメリカによって守られているというのが現実であり、アメリカの支援無くしてもは時刻を守れないという現実があるだけにこれが実際に極秘裏に進められていたとしても不思議は一切ない。

しかしこれがアメリカに刃を向けたとなれば話が大きく変わるというのがこのストーリーであり、海江田は受領したシーバットでアメリカの潜水艦や艦隊を次々と撃破している。

それを知った日本政府は難しいかじ取りをする事になり、後輩の深町も海江田の意図と暴走を止める為に現地へ向かう。

果たして海江田の目的とは何なのか？

結末は劇場で観てほしいけれど原子力潜水艦が暴走したらアメリカも止める事は容易じゃない事を描いた作品であり、やはり核ミサイルを所持しているというだけでこれだけ慎重に対応しなければならないというのはそれだけ核ミサイル１つで国１つを亡ぼせてしまうほどの威力があるという事だ。

そんな危ないものがこの世界に存在している現実を描いた作品であり、その使い方１つでこれだけの脅威を与えられるという現実もある。それは日本、アメリカ両方への脅威となってしまっている訳で原子力潜水艦の特性上その所在を掴む事も難しい訳で迎撃する事も容易ではない。

そして海江田の戦術でアメリカの艦隊が翻弄されてしまっている現実からも下手な戦い方もできない。その中で日本政府が独立国と名乗ったやまと相手にどう対応していくのだろうか？というところでストーリーは終わっているけれどこの続きは果たしてあるならどう描かれていくのだろうかと興味深いところだ。

総評として原子力潜水艦１隻あるだけでこれだけ世界に対して脅威を与えられるという現実は大きく受け止めなければならない事だし、それを保有する事が抑止になるのか？それとも脅威になるのか？も考えなければならないがそれ以上にそれだけの戦力を持つという事は時刻を守る為にも必要だという事を忘れてはならないという事でもある。

果たして海江田の狙いは何なのか？この続きがあればみたいところだ。